こんなのが届いた。
ナルニア国の住人たち
C.S. ルイス (著), ポーリン・ベインズ (イラスト), & 3 その他
大型本: 88ページ
出版社: 岩波書店 (1995/6/20)
言語: 日本語
ISBN-10: 4001155346
ISBN-13: 978-4001155341
発売日: 1995/6/20
前から欲しかったのだが、一寸探したら\14(送料別)なんてのが出てきたのですかさずポチッとな。
したら…
¥ 7 より 17 中古品の出品
¥ 1,943 より 2 新品
なんだよ、半額のが出てるじゃないか!
と言うよりも、この素敵な絵本が10円前後になってしまっていることが悲しい。
一緒にこんなのもポチったが、こちらはまだ来ない。
ようこそナルニア国へ
ブライアン シブリー (著), ポーリン ベインズ (イラスト), & 3 その他
大型本: 139ページ
出版社: 岩波書店 (1992/10/28)
ISBN-10: 4001155257
ISBN-13: 978-4001155259
発売日: 1992/10/28
こちらは\1(送料別)が何点か。
欲しい人間にとってはラッキー!以外の何物でもないのだが、やはり悲しい。
で…
どうしてもターキッシュデライトが食いたくて、仕事帰りにうろうろしたが、やはり見つからない。池袋にはなさそうである。
去年、日暮里を散歩した時にトルコ物産を扱う店で店頭に看板があったのだが売り切れだった。
嗚呼、アコガレのトルコの悦び…
英語ではターキッシュ・ディライト(Turkish delight)と名付けられたこの菓子は、現地トルコではロクム(トルコ語: lokum)と呼ばれる。
砂糖にデンプンとナッツ(クルミ、ピスタチオ、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ココナッツ)を加えて作られる。
フォートナムアンドメイソンの「トラディショナル・ターキッシュ・ディライト(日本では入手が困難らしい)」の箱の説明書きには、砂糖、コーンスターチ、水、薔薇の香料およびレモンの香料などが記載されている。
柔らかく弾力がある食感は、日本のゆべしやすあまに似たものだそうな。
アイシングをまぶした「ぼんたん飴」のようなものと言う表現もあった。
マシュリク、バルカン半島、ギリシャの他、欧米でも知られている。
C.S.ルイスの子供向け小説『ナルニア国物語1巻:ライオンと魔女』では、白い魔女がこのターキッシュ・デライトを使って主役の一人エドマンド・ペベンシーを誘惑する場面がある。ただし日本語版の訳者瀬田貞二は、あまりにも日本の子どもたちに馴染みがない菓子であるとして、敢えて訳すことをせず、「プリン」という言葉を訳語に選んでいる。
イギリスでは、伝統的な家庭にディナーに招待されたときなどに、食後のティーのお茶うけとして、ターキッシュ・ディライトが出されることがあるそうな。
好きなひとは本当に好きなようだが、逆に、嫌いなひとに言わせてみれば、ティーを飲んでも洗い流せない甘ったるい香りが室内用の芳香剤を連想させて、生理的に受け付けないのだと言う。
このターキッシュ・ディライト:ロクムは、500 年以上も前に、トルコのスルタンが大勢の側室たちを喜ばせるために、菓子職人たちに命じ、考案させたレシピの1つと言われている。
19世紀頃にイスタンブールを訪れたイギリス人がお土産として持ち帰り、「ターキッシュ・ディライト=トルコの悦び」として紹介したのがヨーロッパに伝わった最初らしい。
『ナルニア国物語』では、アダムの息子、エドマンドを誘惑陥れる、言わば「禁断の果実」として登場するが、一説によると、ロクムの元のレシピには、大麻が使用されていたと言われ、隠語では「ターキッシュ・ディライト」は大麻の入った飴を示すとも言われる。
イギリス人のお気に入りなのは、当時彼らがオリエント=トルコに抱いていたエキゾチックで危険な禁断の香りがあるのかも知れない。
当時のイギリスは、魅力的な果実=オスマントルコに介入し、トルコ帝国の崩壊と崩壊後の混迷にも大きく関わっていたのである。
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