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2017年08月29日11:37

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「ワンダーウーマン」を観ました

「バットマン対スーパーマン」での登場から、ソロ映画を楽しみにしていました。
海外でも軒並み大ヒット!
とにかく普通に面白い映画であることは間違いないだろうと思っていましたが・・・。
どうしてこんなに眠かったのでしょうか。

序盤の、アマゾネス軍対ドイツ軍の戦いが、思えばクライマックスでした。
アクションシーンは、短くないこの映画の中でも非常に少ないと感じました。
ワンダーウーマンがアマゾネスの島から出て、街にやって来てからのユーモラスなカルチャーギャップコメディ部分も、女性の立場に対して憤る部分も良かったと思います。
この辺までは非常に良かった。

しかし、彼女が第一次世界大戦の戦場を舞台に戦う展開から、別にこういうのを見たかったわけじゃないんだが・・・という微妙な気分に。
しかも、なかなかバトルシーンが始まらず、非常に展開が牛歩なため、クライマックスの時点では眠気を堪えるのに必死で、話が全然頭に入って来ませんでした。

結構悲惨な展開が終盤にはいくつかあって、主人公の半裸のチャンネーが活躍する話だと思ってた人には、なんともションボリな感じになります。

ワンダーウーマンがどういう話だか知らないけど、一体誰得な設定と展開なんだと思いました。
彼女の格好を見てください。
バカ丸出しで、希望を持って上京したアイドル志願の少女だって、あんな格好で街でビラ配りをしろと言われたら、2秒でキャバクラ嬢にでも転身するんじゃないでしょうか。
普通のアメリカ人女性なら、あんな衣装を渡されたら、「ノウ!」と叫んで、ゴミ箱の底に叩きつけるはずです。
秋元康のような変態プロデューサーがAKBグループに着させそうな、要は格好そのものがセクハラなわけじゃないですか。

彼女の格好に説得力を持たせるには、明るさとユーモア、そして罪の無いお色気描写でしょう。
普通は、あんな格好ですから、戦場の兵士をウッフ〜ンとかやって油断させて倒す、みたいな描写が必須でしょうし、倒されても「やっぱ女にゃ敵わんね!」とハイタッチする陽気さが必要です。

それが、なんでこんなに陰鬱な話になってしまうのか。
戦争を舞台にした陰鬱な映画なら、それはそれで観たいですが、ワンダーウーマンじゃないだろ、最低でも、と思いました。
これ、ジョジョの実写映画よりずっと荒唐無稽な話とビジュアルですよ。
なんでみんな普通に「傑作!感動した!」とストレートに評価しているのか、どうも納得できません。
ワンダーウーマンとはそもそもこういう物、とあらかじめ知識があれば問題ないのでしょうが。

ただ、主演のガル・ガドットは、ミラ・ヨボビッチやアンジェリーナ・ジョリーに代わる、今後のアクション女優のメイン・アクターとしてブレイクすることは間違いないでしょう。
彼女は満点です。
大いに期待したいと思います。
あと、ジャスティスリーグも楽しみにしています。

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