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2016年02月28日14:47

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最近買ったCD(年末年始から今まで編)

久々にCDの感想を書きます。

アンダーワールド / 弐番目のタフガキ(リマスター・4枚組)

1枚目に続き、2枚目のアルバムもリマスターされました。
問題はデラックスバージョンの値段。
前のは5枚のディスクにドデカい本(不要)が付いて輸入盤が6千円くらい?でしたが、今回は4枚に減ったのに1万円越え!
国内盤は1万5千円!
これはさすがに買えないな〜と思ってたら、アマゾンのデジタル配信盤が3800円だったので購入しました。
本要らないので助かりました。

このアルバム、昔輸入盤で聴いた時は、音が妙に小さくて迫力が無かったのです。
しかも、1曲目と2曲目が15分以上あって、これでダレてしまう構成もあって、あんまり良いイメージが無かったのです。
今回のリマスターで、音の問題は完全にクリアされました。
曲が長いのは相変わらずですが、改めて聴くとなかなか悪くない、というか良いアルバムだと思いました。
次のアルバムの方がさらに冗長だし・・・。

ボーナスディスクについては、シングルについては結構集めたのですでに持っている曲が多かったのですが、これもリマスターされてますし、未発表曲についてはなかなか興味深く楽しめました。
当時流行っていたドラムンベースを取り入れんと苦労した状況、そして結果的にあまり取り入れなかった理由がよく分かります(笑)。
中古のシングルでしか聴けなかった名曲である「Born Slippy」のオリジナルバージョンと、「Pearl’s Girl (Tin There)」がようやく収録されたのも良かったと思います。


うないぐみ+坂本龍一 / 弥勒世果報(みるくゆがふ) - undercooled

がんで体調が心配されたところですが、無事復帰されて一安心。
中学生の頃から愛聴しているアーティストですので、本当に良かったです。
いきなり映画のサントラを2つも作って大丈夫かと思いましたが・・・。
この曲は以前リリースされたオリジナル版では韓国語のラップが入っていましたが、今回は沖縄民謡が入ったバージョンで作り直されました。
曲は同じでも音はまるで変っていて、これはこれで非常に素晴らしいアレンジです。
インストバージョンだとまた印象が変わって楽しめました。


スネオヘアー / ツンドラ

全然告知されていなかったため、存在を知らなかったのですが、昨年自主レーベルでひっそりと発売されていたアルバムです。
購入する方法はネット通販すらなく、郵便局の振込用紙で払い込むのみ。
久しぶりに利用しましたよ・・・。
特に希望をしていなかったのに、わざわざサインを書いて送ってくれました。
妙に嬉しいものです。

アルバムは、作詞作曲はもちろん、すべての楽器演奏やプロデュース、デザインまでを一人でこなした、本当に手作りの作品でした。
前作同様、やっぱりセルフプロデュースの方が全然良いです。
特に歌詞が素晴らしく、普段あまり歌詞を読まない自分が、ちゃんと歌詞カードを読んだほどです。
何一つ物語が語られないのに、感情や空気感のみが漂ってくる、読んでいて胃もたれのしない歌詞です。
本当に、日記や自己啓発本のような歌詞だけは勘弁です。


METAFIVE / メタ!

高橋幸宏、小山田圭吾、砂原良徳、テイ・トーワ、ゴンドウトモヒコ、LEO今井の6人による新人バンドです。
すでにそれぞれで活躍しているアーティストが集結しているため、一人2曲ノルマで制作して全12曲という珍しい過程により出来上がったアルバムです。
高橋幸宏のライブに招集されたメンバーがそのままバンドになったということです。
そのため、アルバムはそれぞれのソロよりもずっとライブ向けでかつポップな内容。
難解な部分はほとんどありません。
音は新しいけど、レトロな部分も感じるため、かつてのYMOファンにもオススメできると思います。
「譲り合い」の精神で作られたためか、あるいは結局YMOチルドレン(一人YMO本人がいますが)の集合だからか、ちゃんと統一感のあるアルバムになっています。
次はあるのか分かりませんが、次はもっと面白くなりそうな予感を感じます。




RUSTIE / EVENIFUDONTBELIEVE

前作は様々なボーカリストを迎えたメジャーなスタイルでしたが、配信限定(日本は500枚限定でCD発売有)で突如リリースされたこのアルバムは、全編インストとなっています。
とはいえ、音楽性自体は前作の流れを組むものです。
最初彼のアルバムを聴いた時は随分奇妙な印象を受けたものですが、今回は「いつものラスティ」という安心感すら感じたのだから、大したものです。
次の段階に行く前に作っておきたかった作品、という感じを受けました。
次はさらに面白いものを聴かせてくれそうです。


人間椅子 / 怪談 そして死とエロス

絶好調の人間椅子の新作がもう出ました。
今の登り調子の状況を反映した、アグレッシブで軽快な曲が中心となったアルバムになっています。
長尺で複雑な曲は少ないですが、決して簡単な作りではない、ベテランならではの曲が並び、これまでのスタイルと新しいスタイルを絶妙なバランスでブレンドしているあたりは、いつもながらさすがの一言。
タイトル通り、ここ最近の作品の中ではホラー度高めとなっています(笑)。
ライブも楽しみです。


メガデス / デストピア

前作はあえてメガデスらしくない曲に挑戦したりと、ベテランならではの余裕を感じさせる内容でしたが、今回は「みんなが聴きたいメガデス」を意識した内容となっています。
そういうのが、やろうと思えばちゃんと出来てしまう器用さがあるところが、メガデスのニクいところ。
前作で文句を言ったファンを黙らせる、見事な重さとカッコ良さです。
(個人的にはSuper Colliderという曲は好きなんですが・・・)
困るのは、通常盤と日本盤と輸入盤デラックスバージョンで収録曲が異なる事。
困った末、輸入盤デラックスバージョン(2曲多いが、日本盤ボートラとは別)を買いましたが、こちらのボートラ2曲のうち「LOOK WHOS TALKING」が抜群にカッコよかったので、これがお勧めです。
残酷アメコミ調のPVもやり過ぎでナイス!




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