八ッ目鰻を食べよう。

色川のオヤジが亡くなってから、ウナギの行き付けはあっちこっちとその日の気分次第になってしまったが、ガツンと精力をつけようと思ったら、八ッ目鰻本舗一択である。

http://www.yatsume.co.jp/kabayaki.htm

「蛇善」と並んで、祖父の代からお世話になっているお店だ。

「蛇善」のサイトはこちら。

http://www.hebizen.co.jp/

コドモの頃からこんなモンばっかり食べていたら、アッチが強くなるのも当然で、私のドスケベぶりは決して私のせいではない。環境のせいである。そういうことにしておいて下さい。

イチバン上にあげた奇怪な生物が八ッ目鰻で、コレを食べるわけだけれども、坂東太郎(利根川のこと)のウナギと比べて少々のクセがあるだけで、味はそんなに変わらない。メシを扱っていないので、蒲焼きを買ってお寺に帰って、炊きたてのドンブリめしの上にのっけてガブリとやる。最高である。

祖父は愛人たちや寺男の木村さんといたす時は必ずココでキモ入り酒、薬味酒をグイ飲みしていたと日記に詳細かつ効果のほどをコクメイに書き綴っている。

祖父を知る檀家総代や檀家たちから祖父に生き写しだとよく言われる私もイロイロ試したが、私の精力に激しく呼応するのはキモ焼きをオットセイ酒で流し込むやつであった。コレをやってしまうと理性が保てないので、今日は無難に蒲焼きを三本平らげた。

手術前にもう一度食べに行こう。