カルト映画『デューン/砂の惑星』リメイク企画に、注目の脚本家起用!
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リンチは実はピンチヒッターだったことは、年々忘れ去られようとしている。
元々は、プロデューサーがあまりにも「膨れ上がってしまった」スタッフ陣の面々に恐れをなして逃げてしまったことから、制作中断のピンチに陥ったのであった。
当初は。
監督が「エル・トポ」などで知られるカルトの高僧アレハンドロ・ホドロフスキー。
美術がサルバドール・ダリ。
ストーリーボードにメビウス。
これだけでも、とてつもない映画になったであろうことは、容易に想像がつく。
従って、プロデューサーを責めるよりも、莫大な制作費を捻出せねばならなかったことに同情してしまう。
ちなみに、ホドロフスキーのピンチヒッターとして、リドリー・スコットにも打診されたが断られたそうである。
それを受けてのリンチ版デューン。
ホドロフスキーは「サンタ・サングレ」の公開時にインタビューで、リンチ版を悪くないと持ち上げていたが、プロデューサーを恨んでいるのはありありと読み取れた。
それにしてもホドロフスキーとダリのコラボ。
いまや実現不可能だけに、何度でももし実現していれば・・・を夢想してしまうのである。
デューンでリンチでさえも疲労困憊になり、「ブルーベルベット」で完治するまでは引きこもるはめになった危険な企画・・・
次のチャレンジャーは果たして?
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