新日フィルの演奏で、オネゲル作曲の「火刑台上のジャンヌ・
ダルク」を聞いてきました@すみだトリフォニーホール。
なにしろ歴史や政治に疎いもので、ジャンヌ・ダルクがなぜ
フランスの教会で宗教裁判にかけられたのか、イマイチ不明
でしたが、当時のフランスとイギリスの関係というのは今の
ような明確なライバル状態ではなかったのですね。
この作品は長いこと聞きたいと思いつつ、なかなか実演の機
会に恵まれなかったのですが、今回初めて耳にすることが
できました。フランス六人組の中では圧倒的にプーランクの
音楽を聴くことが多く、オネゲルはパシフィック231くらい
でしたから、とても興味深く聞きました。
ジャンヌ・ダルクといえばバーグマンの映画があったようで
すが、ヴィクター・フレミングによる映画の他にこのオネゲル
の作品を映像化したものでもジャンヌ役を演じているようです。
(ジャンヌ役は声楽家ではなく役者が演じることになっている)
早速DVDを注文してしまいました。
前に日記のネタにしたフォールスタッフもこの時代の人なの
ですね。時どきは歴史のおさらいをする必要があります。
世界史は苦手だなぁ。戦争の歴史なのでますます苦手。
ワタシは平和主義者ですから(臆病者なだけ)。
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