高校の世界史の時間にバビロン捕囚のことを習いました。
ユダヤ王国がバビロニアに征服され、その民が強制移住
させられた、民族の悲劇です。ユダヤ人の流浪の生活は
ここに始まる。
このときのバビロニアの国王がネブカドネザル2世で
イタリア語読みではナブッコになります。そのナブッコを
主人公にしたヴェルディのオペラを観て来ました。聴いて
きました、かな。一応舞台装置もあり、衣装もつけてまし
たが、文京区の主催による公演で、超低予算ですから
ほとんど演奏会形式みたいなものです。
それでも文京区民による合唱で、このオペラでも一番有名な
「行け、我が思いよ、金色の翼に乗って」が歌われると、
じーんとしてしまいました。
このオペラ、CDは持っていましたが、生のステージで
見るのは初めて。超低予算のおかげで入場料も2000円です
から、儲けものでした。
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