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2024年05月10日23:33
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ヒビノキ871（05月05日〜05月11日までの１週間／週前半）
2024/05/05〜2024/05/11までの日曜日〜水曜日の週前半の日記です。
■2024/05/05/日
４日（土）に午後から地元でTRPGのオフライン・セッション。『Weird West RPG（未訳）』のGMをやらせてもらいました。
Weird West RPG（未訳）
https:/
参加したメンバーは協力ありがとうございました。当日プレイをする予定であった『DUNE（未訳）』は９月のSWにやらせてもらいます。
●登場キャラクター
▼PC� ．織織鵐� 魔術師
「電撃」と「魔盾」で攻撃と防御を行うインディアンの戦士。とはいえどちらの魔法も１日に使用制限あり。また同時に使用できない。
▼PC�◆．肇燹Ε�イック 戦士
片手で拳銃が使用可能なことをいいことに、両手拳銃（アキンボ・スタイル）で立ち回るガンマン。ただ、本当に戦闘以外はからっきし。
▼PC�� ロン・ジェイン 冒険家
へび油を売る技能マシーン。薬品の効果は本物。あらゆる判定に1d６の追加ダイスロールをもたらすことのできるバフマシーンでもある。
●プレイの内容
（１）
まず作品の紹介から。 本作はOSRジャンル*1の作品で、TRPGの元祖――いわゆるクラッシック ダンジョンズ ＆ ドラゴンズ（以下“CD&D”）*2がゲームベースのオカルト的西部劇作品だ。西郡開拓時代に様々な物事が原因で超常現象や超能力者、怪物が誕生し、その世界で冒険を行う。もっとも、本作は、この設定が「ざっくり」と提供されるだけだ。*3なにしろ本作の総ページ数は６ページ。くわえて価格は１＄だ。*4
当日は配布している無料シナリオ「墓場より溢れし悪霊（Tomb of the Overfiend）」*5をGMさせてもらった。エジプトの遺跡に棲み付く悪霊を倒すダンジョンクロウラーだが、西郡開拓時代に、この設定はあんまりなため、興行一座が持ち込むミイラ（マミー）をふくむエジプトの品々から悪霊が溢れ出し、その解決に冒険家たちが出向くことになった。*6 PCはミイラ（マミー）が機械仕掛けのオチを知る。
（２）
基本的なゲームの進め方に作者はストーリーメイキングに近い方式を想定している。*7方法としては、GMの状況説明 → GMの状況説明にPL�，�物語や行動を起す。 → PL�，紡海�物語や行動をPL�△�起す → PL��がPL�△紡海�物語や行動を起す……といった具合で進む。こうして順繰りに参加者たちの描写を取り込み、判定が必要ならば判定させる。判定がいらないならばそのまますすめる。*8
ここからはいつものように「ゲームルール」と「雑感」を説明していく。「ゲームルール」。（１）で解説しているよう、本作はOSRベースの作品だ。必要なものはGMが作り出す、あるいは以外のOSRベースの作品から移植する。OSRジャンルとは一部そういうところがあり本作も例外ではない。*9 GMとPLの裁量に依存する部分が多く「ざっくり」しているということだ。この部分は注意しておきたい。*10
（３）
本作はCD&Dのゲームルールをさらに切り詰め、５種類の能力値を３種類へと減らし、以外も最低限度を残す。能力値は「戦力」「気力」「魔力」の３つ。*11 キャラクター作成では各能力値に４ポイントを分配する。各能力値に関連する物事は以下のとおり。「戦力」は相手の「防御」と比較したd20で行う攻撃時の命中率。「気力」はキャラクターのスタミナ（hp）。「魔力」は特殊能力の取得と使用に関る。
キャラクターの類型は「冒険家」「異者」「戦士」「魔術師」の４つ。*12 とはいえ取得可能な「魔術」と「異能」は共通だ。*13 類型で得る違いは「戦力」と「魔力」の能力値とスキルレベルの上昇割合に関る。*14 くわえて片手で使用可能な武器のダメージダイスに関る。*15 この差異によって、類型によって使用可能な「魔術」と「異能」の可否ができるし、片手持ち／両手持ちの制限ができる。
（４）
「判定」で使用するのはd20とd６だ。d20は戦闘で使用する（４を参照）。通常判定は1d6で行う。判定の書式は「技能レベル（キャラクター）」 − 「技能レベル（各行動の難易度）」 ＋ 1d6で５以上がでれば成功だ。*16 キャラクターのスキルレべルはレベルアップで上昇する。ただ、判定によって、「戦力」「気力」「魔力」の各能力値をGMは指定をしてもよい（判定書式は同じ）。
戦闘はCD&Dと同様にd20をロールし、PCの「戦力」と敵の「防御」から求めた数値以上の出目をだせば成功だ。*17 この「戦力」 vs 「防御」の数値はルールブック末尾の「戦力チャート」を参照する。攻撃が命中したなら武器に設定してあるd4〜d10のダメージダイスをロールしてあたえるダメージを決定する。基本部分は“普通”のCD&Dを踏襲したゲームルールであって、特段めずらしいものではない。
（５）
CD&Dと同様、本作の戦闘は死亡率と危険度が高い。このため本作ではルールブックが提供する「戦闘オプション」を十分考慮・選択して戦闘しないとならない。火器は防具を貫通する。「遮蔽」を取り「防御」を上昇させることは必須だ。*18 だが「遮蔽」をとると近接戦闘はできず、*19 解釈としては「回避」行動あつかいとなって「戦力」が減少するなど、*20 ミニマムに必要な要素を切り詰める。
おそらく本作で最もユニークなゲームルールは、この戦闘とスタミナ（以下“hp”）の関係だ。本作のキャラクターはhpが０になったときに1d6をロールし「１」がでないと死亡をしない。*21 くわえてPCのhp（スタミナ）はゲーム開始毎にロールしなおし、その出目の合計が、そのナリオの間の最大hpとなる。*22 つまりは最大hp「１」だが、撃たれても撃たれても死なない状況が発生する。
（６）
「雑感」。総べージ数６ページ。全体の総文字数も５千文字程度の本作は、正直、“かまえて”やるものではない。*23 ゲームプレイの現実時間が足りない／少なすぎる場合や、以外のTRPG／ボードゲーム／カードゲームの合間やヒマつぶしに“やること”がふさわしい。海外レビューにもあるが、折り畳みパンフレット形式で印刷ができる本作を鞄に入れておけば、いついつかなる場合でもTRPGができる。*24
価格は１＄。*25 とはいえ、CD&Dの要素を突き詰め、ミニマルな１本のTRPGとしては十分完成している。「ざっくり」しているためGMとPLが必要な「物語の道具」を考え出す必要はあるが、*26 たとえば同じOSRジャンルの「Maze Rat 日本語版」*27 や「Knave 日本語版」*28 「Cairn 日本語版」*29 から必要な要素を移植すればよいだろう。気心がしれた仲間でやるならばこの程度で十分だとおしえてくれる。*30
●脚注
※１ https:/
※２ 1970年代のダンジョンズ ＆ ドラゴンズ。日本だと新和が発売していたダンジョンズ ＆ ドラゴンズにあたる。
※３ ちなみにルールブックに世界解説などない。
※４ https:/
※５ １ページのダンジョンクロウラーシナリオだが、シナリオ作成にあたり、作者がどういった書式で執筆しているのかがよくわかる。
※６ 興行一座が天然の洞窟を利用してエジプトのホラーハウスをやっていた展開にさせてもらった。ビデオゲームの「レッド・デッド・リデンプション」とかでありそうだ。
※７ そもそもOSRジャンルは、参加したPLがアイデアを出し合い状況を作成する／処理するサンドボックス形式が大半だ。このためストーリーメイキング形式と相性が良い。ストーリーメイキング形式ジャンルもルールセットはミニマムだ。
※８ GM主導ではなくPL主導で物語を作る。
※９ ※７も参照。大抵のOSRジャンルは、参加するGMとPLが自由にアイデアを出し合い世界や物語を肉付けしていく。その積み重ねたアイデアが世界に厚みを出す。反対に作者がきっちりと世界設定を提供するOSR作品も存在する。
※10 ※７と※９も参照。正直な事実と印象をつたえるが、OSRジャンルのTRPGは、そもそも自由裁量とPLとGMの想像力と構成力に頼る所が大きい。そのため、ある程度のTRPG経験をつんでいないとむずかしい。
※11 戦力 ＝ Fighting、気力 ＝ Grit、魔力 ＝ Magic。
※12 Adventurer ＝ 冒険家、Gifted ＝ 異者、Fighter ＝ 戦士、Magician ＝ 魔術師。異者（まれもの／けなもの）は結構強引で翻訳。本当は「異能者」としたいのところだが、Weird Abilities ＝ 異能としたい。
※13 Magic and Weird Abilities ＝ 魔法と異能
※14 キャラクターはレベルアップするたび「戦力」か「魔力」（あるいは両方）とスキルレベルが上る。上昇割合は類型によってことなる（たとえば戦士は「戦力」が上昇しやすい）。すべての類型で「気力」はレベルアップするたび１ポイントずつ上昇する。
※15 「魔術師」は片手でダメージダイスがd4の武器しか使えず、「冒険家」と「異者」はd6、「戦士」のみd8とd10の武器が使用可能だ。なお両手で武器を持つ事によって使用可能な武器のダメージダイスは１段階ずつ上昇する。ハンドガンのダメージダイスはd8でライフルはd10。類型の中で「戦士」のみ火器を片手で使用可能だ（つまり魔術師は火器を使用できない）。
※16 かなりむずかしい。もちろんPLのアイデアで修正をあたえてよい。そこはOSRジャンルである。
※17 出目「20」は自動命中。
※18 火器は持つ味方も敵を超怖い。
※19 相手に接敵した状態で「遮蔽」などとれるか？
※20 「回避」は「戦力」−２、「防御」＋２の効果を対象へともたらす。
※21 スタミナ（hp）が「０」まで低下して攻撃をうけたPCは1d6をロールする。この出目によって様々な効果をうける。出目「１」が出た場合は死亡だ。あとは致命傷をうけて2d6ラウンドが経過する以外はなにがあっても死亡はしない。
※22 スタミナ（hp）はdxで決定する。「気力」dxの書式はd4（魔術師）、d6（冒険家と異者）、d8（戦士）で決定する。たとえば「気力」２の魔術師のスタミナは2d4で決定。1〜8の幅を持つ。このスタミナの最大値は本文で解説しているようシナリオの中で固定だ。シナリオのたびに振り直す。
※23 ところが、そのヒマつぶしではじめたゲームプレイがめちゃくちゃおもしろかったりする。ありがち。
※24 ピースダイス（d4、d6、d8、d10、d12、d20）もいれておくんだぞ。インフラが壊滅したらば最後はアナログ環境しかない。
※25 日本の作り手ならばこれで\500ぐらいとってしまう。懐が広い。
※26 以前もふれたけれど、物語を自由に生み出す事がTRPGは一番おもしろい。結果を固定したシナリオ展開、ビデオゲームみたいに固定した選択をGMが提示。PLが選び出すだけのゲームプレイのなにがおもしろいのか？
※27 https:/
※28 https:/
※29 https:/
※30 技術や礼儀の学級会等をしているが、そんなものを、いくら語ろうと、「TRPGを行う人と人の相性の一致」か「長年テーブルを囲み困難を乗り越えた仲間や友人がお互いを想い合う気持ち」をまえにすれば敵うはずもない。求める答えはシンプルだ。
『響け！ユーフォニアム３』 第五回 「ふたりでトワイライト」
http://
これはフラグで久美子と高坂は最後の大会でトランペットとユーフォのソリを一緒にやれないんだろうな。サンライズフェスティバルが終り、久美子たちら幹部は大会に向け部員の選抜を開始。１年・２年と違い、段階・段階で複数のオーディションを行い、緊張感と向上心を維持しようとする。この状況に黒江は「３年から編入した自分が以外の部員と同じ選抜条件でよいのか？」と久美子たちに質問する。
合理的な打算的な彼女らしいけれど、黒江は（現状）久美子よりも自身のほうがユーフォが上手いことを自認している。同時に久美子も彼女の実力を意識している。この状況からあがた祭りでの高坂に家に遊び向う展開。高坂が「親友と一緒にいつまでもいたいから彼女に音大をすすめる」「最後の大会では２人でソリを吹く」のシスターフッド総決算みたいな土台の作り方。作風から見れば願いは敵わずの予感しかない。
『時光代理人 -LINK CLICK- �供� #04 「写真の中の彼女たち」
https:/
現状でぱ断定できない伏線ばかりだけれどおもしろい。小時刑事の葬儀を終え、相棒の肖力刑事と今後の方針を話し合う一行。その、小時、陸光、喬苓に肖力は院内のカメラへと映った陸光の前夜の行動へふれる。この質問に陸光は自身へ写真を渡す謎の人物の事を話す。銭進と謎の人物は通じ合い、状況から見れば銭進は彼女を手駒に使う。彼女はしゃべることができない。
この状況から見れば、彼女の正体は今回小時と陸光がダイブした写真に写る親子の娘の天希。彼女が“能力”の持ち主か？ あるいは銭進と“能力”の補完し合う関係か？ 同時に“現在”の彼女が成長していることをかんがえた場合、彼女が陸光へと渡した写真の年代はどれくらい以前の話か？ ともあれ現在は劉旻の携帯を天希が持つ。その天希がすべて証言をすると警察を訪れ次回へ続く。
■2024/05/06/月
仕事。休出。自身のGWは終り。
『終末トレインどこへいく？』 第６話 「そんなにひどいこと言ったかな」
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ギスギス ＆ 静留と撫子の闇が吹き出す。稲荷山駅で晶の治療を追い、ふたたび池袋へと出発した一行。だが、ポチさんの体調不良をきっかけに全員が衝突する。静留は「そそもそも勝手についてきたのはみんな」と仲違い。１人下車して池袋へ向う。今回監督がやりたいことは「ゾンビもの」で、以前の「巨女と現代兵器の戦い」とコンセプトはおんなじ。「ゾンビもの」が展開するのは来週以降。
来週で折り返し。静留と葉香の将来の夢に関る対立は、おそらく静留が池袋に向う動機。彼女は葉香にあやまりたいのかな？ 同時に「将来は宇宙に関る仕事がしたい」と語る葉香の夢を自身の感情ばかりに否定していく静留の人格形成はどこからきたのか？ なにかしらの理由があるのか？ 外見の柔和な様子と違い撫子は撫子で理詰めで話すし、この作品のメインキャラクターは癖が強い。
■2024/05/07/火
GWが空け。今日は自宅勤務の予定を変え、全員が出勤。人事・総務の仕事は勤怠確認とGW明けの健康状態の確認・集約ですけど、こういうのは勤怠管理アプリ／ツールの普及で本当にラクになった。以前は苦労したんだろうな。
■2024/05/08/水
先週の「チャットボットサポートではらちがあかない」と書いた件で、結局、“人間”のサポートに電話する。いつも思うけど（そうして大抵）、サポートの対応相手って最初からハキハキと受け答えするヒトってめずらしいよな。
警戒心MAX。こっちが丁寧に状況を説明して相手の話を聞くと、だんだん元気になってくる。想像するに無茶な要求をする相手や説明をつくしても相互理解が困難な状況はあるんだろう。チャットボットやっぱいるなこれは。
『怪異と乙女と神隠し』 第５怪 「下着とお菓子と紅い服」
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わたしはいま番台に命を賭ける ＆ 快適便所飯ライフ。縮小能力を使用して、ふたたび乙の通うコオネ女学院へと潜入した董子。２人は乙のクラスメイトと（まさしく）猥談をかわしつつ下校。前回のように麻里が番台に座る銭湯を訪れ、同様に銭湯へ通う畦目と出会い、彼女の家に泊る。前回に引き続き日常描写を優先。今回は畦目の家に２人が泊り、おばあちゃんみたいな彼女の日常を掘り下げる。
前回と似た展開が続き、今回ははっきりと退屈。最後に失踪した友人トモコの行方を捜す早見シズクが登場。犯人が赤い服の少女だという情報をもとに彼女は乙を狙い、結果、董子が自身の能力をしめし事情を聞く。ようやくホラーらしくなった。来週。復帰する化野が語る紅衣小女 ＝ 「赤い服の少女」は台湾の都市伝説 ＋ 民間伝承がモチーフ。この大本のネタをどうやってアレンジするのか期待してます。
■2024/05/05/日
４日（土）に午後から地元でTRPGのオフライン・セッション。『Weird West RPG（未訳）』のGMをやらせてもらいました。
Weird West RPG（未訳）
https:/
参加したメンバーは協力ありがとうございました。当日プレイをする予定であった『DUNE（未訳）』は９月のSWにやらせてもらいます。
●登場キャラクター
▼PC� ．織織鵐� 魔術師
「電撃」と「魔盾」で攻撃と防御を行うインディアンの戦士。とはいえどちらの魔法も１日に使用制限あり。また同時に使用できない。
▼PC�◆．肇燹Ε�イック 戦士
片手で拳銃が使用可能なことをいいことに、両手拳銃（アキンボ・スタイル）で立ち回るガンマン。ただ、本当に戦闘以外はからっきし。
▼PC�� ロン・ジェイン 冒険家
へび油を売る技能マシーン。薬品の効果は本物。あらゆる判定に1d６の追加ダイスロールをもたらすことのできるバフマシーンでもある。
●プレイの内容
（１）
まず作品の紹介から。 本作はOSRジャンル*1の作品で、TRPGの元祖――いわゆるクラッシック ダンジョンズ ＆ ドラゴンズ（以下“CD&D”）*2がゲームベースのオカルト的西部劇作品だ。西郡開拓時代に様々な物事が原因で超常現象や超能力者、怪物が誕生し、その世界で冒険を行う。もっとも、本作は、この設定が「ざっくり」と提供されるだけだ。*3なにしろ本作の総ページ数は６ページ。くわえて価格は１＄だ。*4
当日は配布している無料シナリオ「墓場より溢れし悪霊（Tomb of the Overfiend）」*5をGMさせてもらった。エジプトの遺跡に棲み付く悪霊を倒すダンジョンクロウラーだが、西郡開拓時代に、この設定はあんまりなため、興行一座が持ち込むミイラ（マミー）をふくむエジプトの品々から悪霊が溢れ出し、その解決に冒険家たちが出向くことになった。*6 PCはミイラ（マミー）が機械仕掛けのオチを知る。
（２）
基本的なゲームの進め方に作者はストーリーメイキングに近い方式を想定している。*7方法としては、GMの状況説明 → GMの状況説明にPL�，�物語や行動を起す。 → PL�，紡海�物語や行動をPL�△�起す → PL��がPL�△紡海�物語や行動を起す……といった具合で進む。こうして順繰りに参加者たちの描写を取り込み、判定が必要ならば判定させる。判定がいらないならばそのまますすめる。*8
ここからはいつものように「ゲームルール」と「雑感」を説明していく。「ゲームルール」。（１）で解説しているよう、本作はOSRベースの作品だ。必要なものはGMが作り出す、あるいは以外のOSRベースの作品から移植する。OSRジャンルとは一部そういうところがあり本作も例外ではない。*9 GMとPLの裁量に依存する部分が多く「ざっくり」しているということだ。この部分は注意しておきたい。*10
（３）
本作はCD&Dのゲームルールをさらに切り詰め、５種類の能力値を３種類へと減らし、以外も最低限度を残す。能力値は「戦力」「気力」「魔力」の３つ。*11 キャラクター作成では各能力値に４ポイントを分配する。各能力値に関連する物事は以下のとおり。「戦力」は相手の「防御」と比較したd20で行う攻撃時の命中率。「気力」はキャラクターのスタミナ（hp）。「魔力」は特殊能力の取得と使用に関る。
キャラクターの類型は「冒険家」「異者」「戦士」「魔術師」の４つ。*12 とはいえ取得可能な「魔術」と「異能」は共通だ。*13 類型で得る違いは「戦力」と「魔力」の能力値とスキルレベルの上昇割合に関る。*14 くわえて片手で使用可能な武器のダメージダイスに関る。*15 この差異によって、類型によって使用可能な「魔術」と「異能」の可否ができるし、片手持ち／両手持ちの制限ができる。
（４）
「判定」で使用するのはd20とd６だ。d20は戦闘で使用する（４を参照）。通常判定は1d6で行う。判定の書式は「技能レベル（キャラクター）」 − 「技能レベル（各行動の難易度）」 ＋ 1d6で５以上がでれば成功だ。*16 キャラクターのスキルレべルはレベルアップで上昇する。ただ、判定によって、「戦力」「気力」「魔力」の各能力値をGMは指定をしてもよい（判定書式は同じ）。
戦闘はCD&Dと同様にd20をロールし、PCの「戦力」と敵の「防御」から求めた数値以上の出目をだせば成功だ。*17 この「戦力」 vs 「防御」の数値はルールブック末尾の「戦力チャート」を参照する。攻撃が命中したなら武器に設定してあるd4〜d10のダメージダイスをロールしてあたえるダメージを決定する。基本部分は“普通”のCD&Dを踏襲したゲームルールであって、特段めずらしいものではない。
（５）
CD&Dと同様、本作の戦闘は死亡率と危険度が高い。このため本作ではルールブックが提供する「戦闘オプション」を十分考慮・選択して戦闘しないとならない。火器は防具を貫通する。「遮蔽」を取り「防御」を上昇させることは必須だ。*18 だが「遮蔽」をとると近接戦闘はできず、*19 解釈としては「回避」行動あつかいとなって「戦力」が減少するなど、*20 ミニマムに必要な要素を切り詰める。
おそらく本作で最もユニークなゲームルールは、この戦闘とスタミナ（以下“hp”）の関係だ。本作のキャラクターはhpが０になったときに1d6をロールし「１」がでないと死亡をしない。*21 くわえてPCのhp（スタミナ）はゲーム開始毎にロールしなおし、その出目の合計が、そのナリオの間の最大hpとなる。*22 つまりは最大hp「１」だが、撃たれても撃たれても死なない状況が発生する。
（６）
「雑感」。総べージ数６ページ。全体の総文字数も５千文字程度の本作は、正直、“かまえて”やるものではない。*23 ゲームプレイの現実時間が足りない／少なすぎる場合や、以外のTRPG／ボードゲーム／カードゲームの合間やヒマつぶしに“やること”がふさわしい。海外レビューにもあるが、折り畳みパンフレット形式で印刷ができる本作を鞄に入れておけば、いついつかなる場合でもTRPGができる。*24
価格は１＄。*25 とはいえ、CD&Dの要素を突き詰め、ミニマルな１本のTRPGとしては十分完成している。「ざっくり」しているためGMとPLが必要な「物語の道具」を考え出す必要はあるが、*26 たとえば同じOSRジャンルの「Maze Rat 日本語版」*27 や「Knave 日本語版」*28 「Cairn 日本語版」*29 から必要な要素を移植すればよいだろう。気心がしれた仲間でやるならばこの程度で十分だとおしえてくれる。*30
●脚注
※１ https:/
※２ 1970年代のダンジョンズ ＆ ドラゴンズ。日本だと新和が発売していたダンジョンズ ＆ ドラゴンズにあたる。
※３ ちなみにルールブックに世界解説などない。
※４ https:/
※５ １ページのダンジョンクロウラーシナリオだが、シナリオ作成にあたり、作者がどういった書式で執筆しているのかがよくわかる。
※６ 興行一座が天然の洞窟を利用してエジプトのホラーハウスをやっていた展開にさせてもらった。ビデオゲームの「レッド・デッド・リデンプション」とかでありそうだ。
※７ そもそもOSRジャンルは、参加したPLがアイデアを出し合い状況を作成する／処理するサンドボックス形式が大半だ。このためストーリーメイキング形式と相性が良い。ストーリーメイキング形式ジャンルもルールセットはミニマムだ。
※８ GM主導ではなくPL主導で物語を作る。
※９ ※７も参照。大抵のOSRジャンルは、参加するGMとPLが自由にアイデアを出し合い世界や物語を肉付けしていく。その積み重ねたアイデアが世界に厚みを出す。反対に作者がきっちりと世界設定を提供するOSR作品も存在する。
※10 ※７と※９も参照。正直な事実と印象をつたえるが、OSRジャンルのTRPGは、そもそも自由裁量とPLとGMの想像力と構成力に頼る所が大きい。そのため、ある程度のTRPG経験をつんでいないとむずかしい。
※11 戦力 ＝ Fighting、気力 ＝ Grit、魔力 ＝ Magic。
※12 Adventurer ＝ 冒険家、Gifted ＝ 異者、Fighter ＝ 戦士、Magician ＝ 魔術師。異者（まれもの／けなもの）は結構強引で翻訳。本当は「異能者」としたいのところだが、Weird Abilities ＝ 異能としたい。
※13 Magic and Weird Abilities ＝ 魔法と異能
※14 キャラクターはレベルアップするたび「戦力」か「魔力」（あるいは両方）とスキルレベルが上る。上昇割合は類型によってことなる（たとえば戦士は「戦力」が上昇しやすい）。すべての類型で「気力」はレベルアップするたび１ポイントずつ上昇する。
※15 「魔術師」は片手でダメージダイスがd4の武器しか使えず、「冒険家」と「異者」はd6、「戦士」のみd8とd10の武器が使用可能だ。なお両手で武器を持つ事によって使用可能な武器のダメージダイスは１段階ずつ上昇する。ハンドガンのダメージダイスはd8でライフルはd10。類型の中で「戦士」のみ火器を片手で使用可能だ（つまり魔術師は火器を使用できない）。
※16 かなりむずかしい。もちろんPLのアイデアで修正をあたえてよい。そこはOSRジャンルである。
※17 出目「20」は自動命中。
※18 火器は持つ味方も敵を超怖い。
※19 相手に接敵した状態で「遮蔽」などとれるか？
※20 「回避」は「戦力」−２、「防御」＋２の効果を対象へともたらす。
※21 スタミナ（hp）が「０」まで低下して攻撃をうけたPCは1d6をロールする。この出目によって様々な効果をうける。出目「１」が出た場合は死亡だ。あとは致命傷をうけて2d6ラウンドが経過する以外はなにがあっても死亡はしない。
※22 スタミナ（hp）はdxで決定する。「気力」dxの書式はd4（魔術師）、d6（冒険家と異者）、d8（戦士）で決定する。たとえば「気力」２の魔術師のスタミナは2d4で決定。1〜8の幅を持つ。このスタミナの最大値は本文で解説しているようシナリオの中で固定だ。シナリオのたびに振り直す。
※23 ところが、そのヒマつぶしではじめたゲームプレイがめちゃくちゃおもしろかったりする。ありがち。
※24 ピースダイス（d4、d6、d8、d10、d12、d20）もいれておくんだぞ。インフラが壊滅したらば最後はアナログ環境しかない。
※25 日本の作り手ならばこれで\500ぐらいとってしまう。懐が広い。
※26 以前もふれたけれど、物語を自由に生み出す事がTRPGは一番おもしろい。結果を固定したシナリオ展開、ビデオゲームみたいに固定した選択をGMが提示。PLが選び出すだけのゲームプレイのなにがおもしろいのか？
※27 https:/
※28 https:/
※29 https:/
※30 技術や礼儀の学級会等をしているが、そんなものを、いくら語ろうと、「TRPGを行う人と人の相性の一致」か「長年テーブルを囲み困難を乗り越えた仲間や友人がお互いを想い合う気持ち」をまえにすれば敵うはずもない。求める答えはシンプルだ。
『響け！ユーフォニアム３』 第五回 「ふたりでトワイライト」
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これはフラグで久美子と高坂は最後の大会でトランペットとユーフォのソリを一緒にやれないんだろうな。サンライズフェスティバルが終り、久美子たちら幹部は大会に向け部員の選抜を開始。１年・２年と違い、段階・段階で複数のオーディションを行い、緊張感と向上心を維持しようとする。この状況に黒江は「３年から編入した自分が以外の部員と同じ選抜条件でよいのか？」と久美子たちに質問する。
合理的な打算的な彼女らしいけれど、黒江は（現状）久美子よりも自身のほうがユーフォが上手いことを自認している。同時に久美子も彼女の実力を意識している。この状況からあがた祭りでの高坂に家に遊び向う展開。高坂が「親友と一緒にいつまでもいたいから彼女に音大をすすめる」「最後の大会では２人でソリを吹く」のシスターフッド総決算みたいな土台の作り方。作風から見れば願いは敵わずの予感しかない。
『時光代理人 -LINK CLICK- �供� #04 「写真の中の彼女たち」
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現状でぱ断定できない伏線ばかりだけれどおもしろい。小時刑事の葬儀を終え、相棒の肖力刑事と今後の方針を話し合う一行。その、小時、陸光、喬苓に肖力は院内のカメラへと映った陸光の前夜の行動へふれる。この質問に陸光は自身へ写真を渡す謎の人物の事を話す。銭進と謎の人物は通じ合い、状況から見れば銭進は彼女を手駒に使う。彼女はしゃべることができない。
この状況から見れば、彼女の正体は今回小時と陸光がダイブした写真に写る親子の娘の天希。彼女が“能力”の持ち主か？ あるいは銭進と“能力”の補完し合う関係か？ 同時に“現在”の彼女が成長していることをかんがえた場合、彼女が陸光へと渡した写真の年代はどれくらい以前の話か？ ともあれ現在は劉旻の携帯を天希が持つ。その天希がすべて証言をすると警察を訪れ次回へ続く。
■2024/05/06/月
仕事。休出。自身のGWは終り。
『終末トレインどこへいく？』 第６話 「そんなにひどいこと言ったかな」
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ギスギス ＆ 静留と撫子の闇が吹き出す。稲荷山駅で晶の治療を追い、ふたたび池袋へと出発した一行。だが、ポチさんの体調不良をきっかけに全員が衝突する。静留は「そそもそも勝手についてきたのはみんな」と仲違い。１人下車して池袋へ向う。今回監督がやりたいことは「ゾンビもの」で、以前の「巨女と現代兵器の戦い」とコンセプトはおんなじ。「ゾンビもの」が展開するのは来週以降。
来週で折り返し。静留と葉香の将来の夢に関る対立は、おそらく静留が池袋に向う動機。彼女は葉香にあやまりたいのかな？ 同時に「将来は宇宙に関る仕事がしたい」と語る葉香の夢を自身の感情ばかりに否定していく静留の人格形成はどこからきたのか？ なにかしらの理由があるのか？ 外見の柔和な様子と違い撫子は撫子で理詰めで話すし、この作品のメインキャラクターは癖が強い。
■2024/05/07/火
GWが空け。今日は自宅勤務の予定を変え、全員が出勤。人事・総務の仕事は勤怠確認とGW明けの健康状態の確認・集約ですけど、こういうのは勤怠管理アプリ／ツールの普及で本当にラクになった。以前は苦労したんだろうな。
■2024/05/08/水
先週の「チャットボットサポートではらちがあかない」と書いた件で、結局、“人間”のサポートに電話する。いつも思うけど（そうして大抵）、サポートの対応相手って最初からハキハキと受け答えするヒトってめずらしいよな。
警戒心MAX。こっちが丁寧に状況を説明して相手の話を聞くと、だんだん元気になってくる。想像するに無茶な要求をする相手や説明をつくしても相互理解が困難な状況はあるんだろう。チャットボットやっぱいるなこれは。
『怪異と乙女と神隠し』 第５怪 「下着とお菓子と紅い服」
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わたしはいま番台に命を賭ける ＆ 快適便所飯ライフ。縮小能力を使用して、ふたたび乙の通うコオネ女学院へと潜入した董子。２人は乙のクラスメイトと（まさしく）猥談をかわしつつ下校。前回のように麻里が番台に座る銭湯を訪れ、同様に銭湯へ通う畦目と出会い、彼女の家に泊る。前回に引き続き日常描写を優先。今回は畦目の家に２人が泊り、おばあちゃんみたいな彼女の日常を掘り下げる。
前回と似た展開が続き、今回ははっきりと退屈。最後に失踪した友人トモコの行方を捜す早見シズクが登場。犯人が赤い服の少女だという情報をもとに彼女は乙を狙い、結果、董子が自身の能力をしめし事情を聞く。ようやくホラーらしくなった。来週。復帰する化野が語る紅衣小女 ＝ 「赤い服の少女」は台湾の都市伝説 ＋ 民間伝承がモチーフ。この大本のネタをどうやってアレンジするのか期待してます。
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