mixiユーザー(id:9051319)

2024年01月21日23:41

393 view

ヒビノキ856(01月14日〜01月20日までの1週間/週後半)

2023/01/14〜2024/01/20までの木曜日〜土曜日の週後半の日記です。

■2024/01/17/木

フォト

こういう作業をはじめるとマジでオレは時間を忘れ延々とやっちゃう。

『ダンジョン飯』 第3話 「動く鎧」
https://delicious-in-dungeon.com/
ライオス動く鎧を食う。いままで複数のダンジョンのモンスターを食う構成だったものが今回は動く鎧の1本にしぼる。1話〜3話までにおいて、もっとも原画人数が多い。とはいえ納得。普通のスタジオなら、現在、リビング・アーマーは大半がCGで作成するだろうが、さすがはトリガー。動く鎧が全部手描きだ。よい意味であきれてしまう。取れた/外れた兜(頭)の付け方とか、影の付け方がものすごい。

作監は五十嵐海。映画「プロメア」同様、キャラクター作画に五十嵐カラーがよくでている。演出での遊び方をふくめ、じつにスタジオらしい作画と制作技法。自身は見応えがあったけれど、反面、1話・2話とは作画がことなりすぎて、拒否反応をしめすユーザーの気持も理解はできる。スタジオや原画陣の作家性はアニメ制作には絶対必要。とはいえ原作つき作品だと、そのバランスの取り方もむずかしい。

『うる星やつら 第2期』 第25話 「想い出ボロボロ!?/想い出のアルバム/涙の家庭訪問 激闘の藤波家編」
https://uy-allstars.com/
旧版のタイトルは「ああ、まぶたの母」。新版のタイトルは漫画を準拠して原作のタイトをそのまま採用。複数の原作でAパートとBパートを構成しているいつもの方法と違い、竜之介がメインの1本。当時の原作も、2週に渡り無き母の記憶を探す竜之介と、竜之介父の「やりとり」を連載で取り扱った模様。ですから旧版も新版も連載当時の原作の構成を準拠してるわけか。

爆発オチ → サイテー! を地で行く展開。結局、竜之介の本当の母親はわからずに、竜之介父の女性遍歴が赤裸々になる。忍の言う様に意外にモテた竜之介父。女/妻をとっかえひっかえ。その事実を記録するアルバムをみれば、無き母の記憶を追う娘は父の言う通りに後悔。不信で家出する。作中に登場したワイドショーの失踪人・家出人の公開捜査ネタって80年代くらい。考現学レベル。

『魔女と野獣』 第2話 「魔女の戯れ ―序幕― The Witch's Pastime: Opening Act」
https://www.tbs.co.jp/anime/majo/
魔女(イオーネ)を1話で討伐する初回と比較したなら、ずいぶんスローペースになった。今回が「序章」で来週が「終章」。前編・後編構成。ギドとアシャフの魔女討伐以外の仕事を披露しながら、その魔女が起す連続殺人へ2人が関る。原作は既刊10巻。放送予定は12話。もちろんどう構成するかですけれど、やろうと思ったらば、放送期間で全巻ストックを使い切れる。

とはいえ決定したキャストと概要を見る限り、原作の8巻あたりまでなのかな? 地方都市ハイデンで発生した連続猟奇殺人。その殺人に関る魔女と“禁具”の魔本。特殊な能力をもたらすと同時に、呪いを受ける“禁具”が、この前編・後編の焦点。魔本を使用している犯人の描写はあれど以外はまだよくわからない。本作世界において魔術は当り前に社会認知をされている技術の模様。この設定はおもしろい。

■2024/01/19/金
週前半がスカスカだし週後半の『ゆびさきと恋々』と『ぶっちぎり?!』を週前半の感想にまわします(3話以降の感想は来週前半の日記で――)

『葬送のフリーレン』 第19話 「入念な計画」
https://frieren-anime.jp/
前回はフリーレン × ラヴィーネ × カンネに描写を集中したけど、今回は、それ以外の参加者たちに描写を集中する。同時に別のパーティが捕獲したシュティレ(隕鉄鳥)を奪い取るバトルパートに発展。週刊少年誌的な展開に――。「以外の参加者たちの紹介」で映像が最もウェイトをおいているのが、ユーベル、デンケン、ヴィアベルの3人。実際、デンケンは「フリーレンのたくらみ」を見抜く解説役になる。

このデンケンの「フリーレンのたくらみ」の解説が、参加者たちの争い合う土台を同時説明する部分も上手い。結界によって水場を制限されてしまうことになった“魔力に敏感”なシュティレを魔力なき水場を作り出し誘き出す。 → 捕獲。この結果もうシュティレの別の個体は姿をあらわさない。 → 試験合格のために争奪するしかない。「制限」をあえて用意して物語を次の展開につなげ、おもしろくする見本。

■2024/01/20/土
『アクアマン/失われた王国』――。

海底――水の中の映像は前作のほうが好きだけど「2」は「2」でオームとのバディアクションに舵を切り、おもしろい作品にしあげた。ただ、以降、この最後の見せ方で続編がないことがつらい。

本作をもってDCのスナイダー・ユニバースは終了。ガンが仕切るDCシリーズにかわる。おそらく完全に世界は刷新。ちょっともったいない。DC再編やコロナ禍時期の制作遅延など、いろいろ“現実”に翻弄された作品だった。残念。

『薬屋のひとりごと』 第15話 「鱠」
https://kusuriyanohitorigoto.jp/
好意を持つ相手にゲロインになることを強要されてしまう(好きな人が毒を飲めばそりゃ心配するよな)。河豚の鱠の毒に当り昏睡状態になった商人。高順は過去と似た事件の再発に猫猫へ調査を依頼。猫猫は武官・馬閃と一緒に調査へ当り、河豚ではなく海藻の“調理”に問題があったことをつきとめる。食材の毒抜きの怠ったことで発生した事故。だが、手引した人物によって事故とはいいきれなくなる。

謎解きの真実は「現代の知識」を「無知の時代」に持ち込むなろう系お得意の文法。おそらく昏睡した商人の弟に海藻の毒の事を教唆したのは、あの羅漢。今回の事件も、過去の事件も彼が関与してそう。同時に羅漢は(おそらく)猫猫となんらかの関係をもっているし、羅漢自体も猫猫に関心をもっている。その羅漢が噂の壬氏の宮廷に住む下女(猫猫)をためす案件をもちかけて次回へ続く。

『僕の心のヤバイやつ 第2期』 karte 15 「僕は山田と」
https://bokuyaba-anime.com/
空気を読む + 探偵脳的な吉田ちゃんがもっとも大人。フンス! バレンタインデーまで残りは7日と13時間と23分。男子全員に義理チョコレートを贈る計画をたてた山田たちは山田家でチョコレートの試作をこころみる。市川も一緒に。え? と視聴者たちも想像したに違いない。女子4人の中に男子1人。同席する山田パパとママ。市川と萌子がつきあっている「設定」。地獄かな?

山田と恋人になりたいと市川の決意表明、にしても今回の市川は、山田の両親をふくめ、周囲に翻弄されまくるな。この面子で男子が1人突然きたらば母親は警戒するだろうし、萌子の恋人設定もタチが悪い。今回の物語の役割は、それでも「市川が“ウソ”を山田ママに告白」し筋を通し、同時に「市川を山田一家と引き合わせ一家が彼に好意を持つ流れ」……ですけど激動の1日に市川が気の毒だ。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年01月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031