鳥山明の同名コミックを、劇場版アニメ化した作品。
鳥山明を「ドラゴンボール」しか知らない人には、おそらくウケが悪いでしょうね。
主人公が60歳過ぎた老保安官で、可愛いヒロインが出てこない、格闘バトルや「かめはめ波」みたいなド派手な技は出てこない…。
でも、個人的には良い作品だと思います。
主人公が過去に犯した罪を償うべく、再び戦車を駆るところは、まるで往年の西部劇のよう。
怖いもの知らずの悪魔の王子と、何かあるたびにボヤく老悪魔の2人とのやりとりは、ロードムービーによくある楽しい展開。
この作品の見どころのひとつは「戦車」。
鳥山明お得意の、デフォルメされた豆戦車が走るところは、なかなかリアルでカッコいい!
中盤で見られた1対4の戦車同士のバトルは、「ガールズ・アンド・パンツァー」の戦闘シーンみたいで良かったです。
あと、個人的に笑えたのは砂漠の悪党「スイマーズ」。
水泳帽に海パンの姿と彼らの名前を聞いたときに、「イカ天バンドに、こういう格好した奴がいたな…」と思わず笑った
こういう冒険活劇は大好物です!
面白かったw
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