マーベルのアニメーション映画「スパイダーマン スパイダーバース」の続編。
以前に、3度実写映画化された「スパイダーマン」の平行宇宙の世界が舞台なので、初めてアニメ版を見る人には設定が分かりづらい。
狸も半ば前作のストーリーを忘れていたので、最初の5分はちょっと面くらいました。
この作品の良いところは、いろいろなコミックの画像を切り貼りしたような華やかな映像。
もし横尾忠則がアメコミでコラージュを作ったら、こんな風になるのかなぁ。
平行宇宙のそれぞれの世界を、3Dアニメ、殴り書きしたようなラフなタッチの画像、レゴブロック(実写)、過去の実写版の映像などで表現していますが、まとまりが良くて違和感が無い。
最近のマーベル映画は、ストーリーが始まるとすぐに主人公が悩み始めて暗い印象があるのですが、スパイディは主人公がユーモラスで笑えます。
悩む時はもちろんありますが、決断力と行動力があって、見ていて気持ちいい。
ただし、ひとつ問題があって、「これから面白くなるぞ!」というところで終わってしまうんですよ。
これは前編で、後編は2024年公開予定。
あ〜、来年が待ち遠しい!
面白かったw
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