mixiユーザー(id:3097688)

2023年02月25日02:06

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読書・雨靴・本棚・良心的なゴミ収集会社

写真は順に
*米澤穂信「Iの悲劇」(文春文庫)表紙
*「ワークマン女子」で購入した雨靴
*空になった本棚

米澤穂信「Iの悲劇」(文春文庫)。
「また村が一つ死んだ」と『風の谷のナウシカ』の冒頭で呟いたユパの台詞を思い出した。
過疎化が進み、ついに廃村になった蓑石村だったが、市長肝入りのIターン支援推進プロジェクトが始まった。
主人公・万願寺はそのプロジェクト「甦り課」の職員。
ど田舎の村に居住応募者から選ばれた人々が続々と移転して来た。
様々な理由で移住してきた人々・家族が遭遇するライトなミステリ仕立ての5章、万願寺が役所の他部署と交渉するうちにプロジェクトの弱点が見えてくる1章、そしてそれまでの6章で撒かれた伏線が見事に回収される終章で成り立っている。
やる気の感じられない課長と、いつまでも女子大生気分の抜けない後輩の3人だけの甦り課では、万願寺一人が粉骨砕身、仕事することに。
基本はミステリだが、過疎地が増え続ける日本の田舎について、あらためて考えさせられる物語。
まさかのどんでん返しに深いため息をついてしまった。

前から気になってたワークマン女子で雨靴ゲット、これ欲しかったんだ〜❣

小ぶりな古本屋が開店出来るくらいの蔵書があったが、数ヶ月前にほとんど売り払った。
ブックオフに引き取りに来てもらったが、金目の蔵書は実は売らずに取ってある。
目利きの古本屋で鑑定してもらうつもりだからだ。
とにかく本棚5本が完全に空になったので邪魔である。
某サイトで引き取り価格を査定してもらったが、良心的な会社で
本棚は、急がないのであれば区の粗大ゴミで格安で引き取ってもらえますよ、と教えて下さった。
なんとexclamationありがたいことです。
そのようにさせていただきます。
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