【保存用の転記です】
「♪馬がしゃべる、そんなバカな〜。」
「ああ、知ってる、知ってる。
元禄時代に江戸の町で、コロリという流行病とのからみで広まった、馬がものをいうという流言飛語の事件だよね。
そのとばっちりで、江戸落語の開祖、ミスター・エドこと鹿野武左衛門が島流しになった。」
「いや、ミスター・エドって、そういう意味じゃないから。
しゃべる馬のエドくんが主人公の、昔の米国のシチュコメ(TVのコメディシリーズ)。 日本でも放映されて、けっこうの人気だった。
最初に出だしを口にしたのは、その和製テーマソング。
60年代の輸入物TV番組では、親しみやすくするために、日本独自のテーマソングを作ったものなんだよ。
あ、ちなみに、ミスター・エドの吹き替えを担当したのは当時の小金馬、のちの金馬で金翁。 お笑い三人組で人気を博したんだよね、往時は。」
「ほら! やっぱり落語家じゃない! しかも、あっちが鹿野でこっちが金馬だから、源義経もそういったとおり、どちらも四つ足のシカとウマ、だいたいあってるよ。」
「ていうか、それ、逆に並べたらバカだよね。」
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