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2022年03月26日02:40

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「日本のロック、フォークの名盤10選」第5回を終えて

「日本のロック、フォークの名盤10選」シリーズの
第5回までを終えることができた。

第1回の岡林信康「わたしを断罪せよ」が1969年で
第5回のあがた森魚「噫無情」が1974年と、
ここまでは順調だったのだ。
ところが、1975年以降、質の高いアルバムが
なかなかないのだ。

一体何があったのか、ひとつ
思い当たることがある。

「およげ!たいやきくん」である。
(1975年12月25日発売)
なんと500万枚以上のセールス!
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%92!%E3%81%9F%E3%81%84%E3%82%84%E3%81%8D%E3%81%8F%E3%82%93

これは、音楽で金儲けをするのに
必ずしもいい音楽を必要としないということを
露呈してしまったといえるだろう。
日本のロック、歌謡曲はビッグビジネスになる反面、
フォークなど、売れないジャンルは淘汰されていった。
高田渡など、築地でアルバイトをしていたという噂が
あるほどだ。
要するに、ビッグビジネスとなった音楽業界で、
売れない音楽はダメということになったと
いうことなのだ。
フォーク<たいやきくんなのだ。

ビートルズ、ストーンズのコレクターで有名な
中野D児氏は、日本のロックの終わりは1973年頃と
言っていて、これは卓見だと思う。

そんな中で、どのアルバムを選ぶか。
個人的に、パンク&ニューウェーヴが好きなので
パンクとテクノポップを1枚ずつ選ぶことにした。

しかし、1980年以降も、良いアルバムはなかなかないのだ。
日本のロック、フォークを10枚選ぶのも、なかなか
大変なのである。
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