菩薩半跏像

夕食後のデザートにいただくアイススティックの食べた後の棒、口当たりを考えてキレイに磨きがかけられている。なんとなく工作に使えそうと捨てずにとっていたら５００本くらい貯まってた。ガラケー置き場や、トイレのスイッチカバーなどにつかってみたけど、消費量は数本で、はかがいかない。
５枚を接着したらほぼ1ｃｍの角材になる。9本を接着したらほぼ10ｃｍ角の板になる。90度ずらして積み上げて接着するとちょっとした角材ができました。
木の加工が趣味なもんですから中宮寺の菩薩半跏像の頭部を模刻してみることにして取り掛かったのですが、木目が縦横無尽になるので何とも彫りにくいことこの上なし。刃物で削るより木工やすりで加工するほうが能率がいい。最終仕上げは刃物で艶の出るくらいに削いでいければいいのですが、木口の部分と板目の部分では硬さも違うし悩ましい。
あのたおやかで引き込まれるようなアルカイックスマイルにどこまで近づけるのか？期待と不安を抱えながらしばらく楽しんでみます。