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2021年05月04日17:13

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介護地獄の実情をもっと知って欲しい2

この前、介護が真性の地獄と化す件について書いた。

●介護地獄の実情をもっと知って欲しい
https://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/8e6f90a91389a1e02dd6bbc412faa261


嗚呼、苦しい、苦しい、どうすればいいの?
と繰り返し訴えられ、
枕を高くしたり、ベッドの角度を変えたり、
タオルや座布団を使ったり……ない知恵を必死で絞り出すのだが、
何をどうやっても効力がない。

これが夕方から夜にかけての日常。
訴えられるたびに、
自らの無力さに消えてしまいたくなる。

そもそも、
寝ているときに「苦しい」「気持ち悪い」と訴える症状が
いったいどんな感触か、皆目想像つかないので、
対処のしようがないのが本音である。

『項部ジストニア』という症状なのではないか、
というところまではなんとか思い至ったのだが……。


さて、介護は具体的に

何がきついのか?
何がしんどいのか?

を、さらに客観的に分析してみる。
哲学的、心理学的に解析することで
今後同じような経験をする同じような人の役に立てればと考えました。

何でも発達障害のせいにはできまい。
だが、関連性は絶対否定できないので、
そこも加味しつつ書き留めて置くことにする。

自分が感じる「しんどさ」を客観視すると、
以下の2要素が顕著に抽出できる。

・「遠くから突然呼ばれるのが恐怖」
・「束縛に極度に弱い」

突然呼ばれると体がついていかず、
体と頭がバラバラになってしまうのは、
不注意型ADHDにあるあるかもしれない。
(ハンプティダンプティ現象、とでも命名したい)

高所恐怖症の人が高所を怖いというように、
遠くから突然呼ばれるのが怖いのです。

また「束縛されている」
と体が無意識に察知してしまうと、もうダメなのです。

「ピーマンを食べるのが嫌い」という人がいるように、
「束縛されるのが嫌い」なのです。
生理的な感覚なので、理性で制御はできません。

幼児の頃、帽子やお洒落な服を着せられるのが
この上なく苦痛でした。
「こっちむいて」「後ろ向いて」「笑って」
と『束縛されるように感じた』からです。
トラウマになって、今でも帽子をかぶるのが苦手です。

また、写真を撮られることからも逃げ回っていました。
「そこに立って」「今度はあっちに立って」
と『束縛されるように感じた』からだと分析しています。

対策としては、「自分で好きなように介護をしている」と思うこと、
訴えがあったことに対応するのではなく、
先回りして自ら行動を起こすこと、などですが、
なかなか一筋縄ではいきません。

介護で感じていた心理を包み隠さず書いてみたので、
少しでもどなたかの参考になれば幸いです。
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