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2020年08月27日02:41

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立山黒部紀行8 立山ケーブルカー

 8月19日水曜日は立山カルデラ砂防博物館を出た後、立山駅の売店で土産物を一括購入して実家へ送り、コインロッカーの荷物を回収してから、立山黒部貫光の切符売り場に於いて立山黒部アルペンルートの通し乗車券を購入しました。五日間有効で8430円です。
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 立山黒部貫光株式会社は昭和39(1964)年に富山県・立山開発鉄道・北陸電力・関西電力等の出資により設立されましたが、第三セクターではなく、民間企業扱いとなっています。
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 昭和46(1971)年に全通した立山黒部アルペンルートは、富山県中新川郡立山町の立山駅と長野県大町市の扇沢駅とを結ぶ総延長37.2kmに及ぶ世界有数の大規模な山岳観光ルートですが、その大半の交通機関が立山黒部貫光によって運行されています。
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 アルペンルートの西側の入口になるのが、立山ケーブルカー(鋼索線)です。立山―美女平間1.3kmを結ぶ軌間1067mmの路線ですが、高低差は487m・最急勾配560‰にも達し、日本のケーブルカーとしては最も勾配が急になっています。
 https://www.google.com/maps/@36.582556,137.4521955,17z
 この路線は昭和29(1954)年に立山開発鉄道によって開業され、平成17(2005)年に立山黒部貫光の路線となりました。
 現在の車両は平成15(2003)年製の二代目車両で、客車の下に貨車を連結して運行される事が多いのが特徴です。
 私が乗車したのは1120時発の112便で、2号車の方でした。アルペンルートは東側入口の扇沢発の電気バスと、西側入口の立山発のケーブルカーのみが予約制になっていて、客の数を制限しているのです。まあ、今年は外国人がいなくてガラガラですので、必要の無い措置ですが…。
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 擦れ違った1号車の貨車です。
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 ケーブルカーは1127時に美女平駅へ到着しました。
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 美女平駅は標高977m地点にあり、周囲には杉林が広がります。かつては駅ビルに美女平ホテルがあったんですが、アルペンルート上の中途半端な位置の上、温泉が無い事もあって人気が低迷、平成9(1997)年に宿泊部門を閉鎖して食堂・売店の営業のみを続けていましたが、平成18(2006)年に完全閉鎖され、翌年の駅舎改築に伴ってホテルの建物は解体されてしまいました。
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 コロナ騒ぎで売店は閉鎖されていますが、二階の展示室・休憩室は開いていました。
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 展示室ではケーブルの滑車を見る事が出来ます。
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 屋上展望台からは絶景が広がっていました。
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 パラグライダーが飛んでいました。
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 こちらは標高2501mの大日岳です。
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《続く》
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