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2020年06月20日09:13

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フィッティング再開まで

パディーの髪は地毛かもしれない。ロックダウン中に若干のびているっぽい。でも、色が茶色くなったのはなぜ?やっぱり彼の髪は謎にみちている。そして納品から何週間も経つけどまだ支払いはない。

(既製品ブランドになるはるか昔の)Austin Reed のお仕立て燕尾服(!)の他いろいろをロックダウン中に頼まれ、今まで通り(本人に問うても役に立つ返事は返ってこないので状態を見て勝手に)ウエストのサイズ調整なんかもしていた。請求書を送ると、それから2ストーン(約12kg)痩せたというので、ウエスト調整しなおしかなと思い面倒だからしばらく放置した。でもパディーの服が仕事部屋にずっとあるのは嫌なので、取り合えず、ズボン3着を履いてもらうことにした。小さい子もいることだし、彼が試着している間の家の玄関の外で待っていますというと、部屋の中で順番に履いてみてくれればいいものを、外界へ大きく開け放たれたドアにパンツ一丁で現れて。。。呆れてしまったというか、なんというか。肝心のウエストは、私の目からみたら「若干ゆるいけどまたパブが開いた頃にはすぐ丁度になりそうな程度」で、彼の方はオッケーだったからそのまま置いてきた。穴だらけの服を着ているところから鑑みてもきっとそういう事は割とどうでもいいのかもしれない。まあ月末あたりに支払いを催促してみよう。

何度も色んな人の手で直されたボロボロの元は高価な服たち。前回きちんと直してあるなぁとひとしきり感心してから、直したのは自分だった!と気付いた。パディーの服に関しては特に自分を褒めてやりたい。(以前日記にも書いたけれど)彼の服は不潔だから最初はずっと本当にやりたくなくて、それでも、手を抜かずにきちんと仕事していた自分。まあ、その辺の事をパディーがどこまで気付いているのかしらないけれど。

例年ならば一番忙しい時期にすっぽりと穴があいた今年。それでも最近問い合わせの数は増えた。先のフィッティングの予定も幾つか入っている。ただ問題は、、、そのアウトフィットが必要とされている、ウェディングやイベンドが実際にその日に行われるかどうかがまだわからない点。時期がくればなんとかなるだろうし、それまでは、自分の製作に力を入れよう。


クリスタルパレスのハイストリートはトライアングルと呼ばれいて、三角地帯にたくさんのカフェやパブやレストランやクラフトビアの店などのインディペンデントショップがある(あった)。昨日薬局に用事があり、その半分回ったら、その多くが一時的ではなく、永遠に閉店してしまっていた。割とスライブしていた息子のバイト先(インディペンデントカフェ+夜は貸しヴェニュー)からも何の連絡もない。
クルックスのジョージがLeadmilを救う為のチャリティーライブ(目標額達成おめでとう!)で言っていたように、それらのベニューがまたドアを開ける日がくるのか?


*写真は、ファッション関係の仕事をしているぽい地元民に頼まれた(多分家族親類用の?)ヴィンテージタオルを使った一点ものショーツ。支給されたパターンは、前後同じというファッション学生のそれより酷いもので、それでも年齢に合わせてグレーディングまでして結構な数を出してきた。(パターンが変だから)少しはきにくそうだが、バックポケットをサイドポケットに変更して、柄的には結構キッチュなものが沢山できた。
ロックダウン中はドアステップ・シームストレスだったので、この男性クライアントとは結局一度も会っていない。

*焼き菓子写真の右上は息子の作ったキャロットケーキ、右下はパンダンシフォン。それ以外はすべて、混ぜて焼くだけのバナナブレッドとバナナマフィンのバリエーション(笑)。一番評判が良かったのはバノフィーマフィン。
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