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2020年05月18日02:49

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関係者を罰する社会

反社会的勢力の排除条項、とやらが
法務省発信で動き始めてから10年が経過しているが
その「やり過ぎ」の度合いは一層強化されている。

もちろん、いわゆる「反社」との取引や交際というものは勧めるものではないが
相手がそういう存在であると認識してから「遮断」して
それで許されるのならまだしも、相手をそういう存在であると認識しないで交際していたことが後になって発覚して、それを追及したり罰したりするのは実に異常な行為である。

これは遡及法といって「戦時中、悪い事をしていた」からといって
平成、令和の世になっても、当時の日本人と交際していた人たちの
子孫までをも罰するための法律を次々と国会で成立させている韓国と
同じような発想であり
近代的な社会に実にそぐわない、民族主義的な思考である
言い方を変えれば変形のナショナリズムでもある。

しかし、これは一種の自己防衛的な考え方でもあり
例えば我々が島国の日本列島で単一民族で自己完結できる民族であるのであれば
それはそれで結構なのだが
無資源国家であり、金融立国であり、貿易でもって維持される経済を
持っている以上はグローバリズムとの調和が必要なのであり
単純に反社会勢力との関りを断絶する為だけで
こういった思考回路を逞しくさせてはならないのである

反社会的勢力との関り合い方についても
彼らが反社会的であると同時に一人の人間であって
真の意味で人権を尊重したうえで採れる行動や選択肢というものが
当然あって然るべきである
であるにも関わらず、彼らの集団的な反社会性ばかりを根拠に
「兵糧攻め」や「遡及して関わった人間(カタギ)」まで罰するのは
本当は「行き過ぎ」であると認識すべきである

悪いものは悪い、悪くないものは悪くない

で済まされる世の中でなくなっているという事である
犯罪的行為に対しては厳罰で臨むのと同時に
いかなる犯罪者に対しても更生を前提とした
社会的統治を自覚して臨みたいものである

さて、今夜は
しっとりとした音楽で眠りに就きたい
学生時代にちょうど愛聴していた曲で
90年代のAORブームの最中にヒットした曲である。

アニタ・ベイカー
Sweet Love





■山口組分裂騒動沈静化の中、結成3年「絆會」の動きは? 当局の異例判断の背景は?
(Business Journal - 05月06日 18:51)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=175&from=diary&id=6072960
 緊急事態宣言下、結成以来、3度にわたる名称変更を行ってきた「絆會」が結成3年を迎えた。

 2015年に六代目山口組から離脱し、神戸山口組が誕生。さらに2年後の17年4月30日に、その神戸山口組を脱退し、絆會(結成当時は「任俠団体山口組」。その後「任侠山口組」に解消))が結成された。その後続く山口組の分裂騒動の中にあって、織田絆誠組長が神戸山口組傘下組員に襲撃されるという事件(17年9月)などもあったが、最近は沈黙を守り続けているのが絆會といえるだろう。


「先日まで絆會は、脱反社(反社会的勢力)を目指すために、一旦は解散も視野に入れているのではないかと業界内で取り沙汰されたこともあった。だが、そうした噂も現在では立ち消えている」(業界関係者)

今年2月になると、組織名から山口組という名称を外し、代紋からは山口組の象徴ともいえる山菱の紋章まで外した絆會。事実上、山口組分裂騒動から一線を画すというスタンスを明確にしたようにも見える。結成3周年を迎えた4月30日も特別な動きもなく、今後どのような組織運営を行なっていくのか、業界関係者のみならず、捜査関係者の間でも注目が集まっている状況だ。

 一方、六代目山口組や神戸山口組では、緊急事態宣言下にある繁華街で、一部の組織や組員が自警団的な役割を果たしている【参考「 六代目山口組などが自警団を結成」】ということ以外、大きな動きなどは漏れ伝わってこない。両者の対立に伴う動きもなく、ある種の休戦期間に入っているといえる見られるようだ。

「現在、六代目山口組と神戸山口組は現在、特別抗争指定暴力団に指定され、当局からの監視や取り締まりが厳しくなっています。さらに、緊急事態宣言が発令されている中、仮に対立抗争が激化すれば、社会的にも両組織への反発が強まり、当局による厳罰化がさらに進むことが予想されます。また、今回の外出自粛要請はヤクザ経済にも深刻なダメージを与えているはずで、その対応を優先しなくてはいけないという事情もあるでしょう」(ヤクザ事情に詳しいジャーナリスト)

 一方で、こんな話もある。暴力団排除条例違反容疑などで逮捕・勾留されていた六代目山口組中核団体の幹部ら数人が捜査中に釈放されたというのだ。当局が、容疑を否認している組幹部を起訴・不起訴の判断をする前に釈放することは珍しい。


「そもそも無理筋の逮捕だったようで、起訴までもっていくのは難しいのではないかと言われていた。そこに新型コロナウイルスによるクラスター感染のリスクなどを考慮して、釈放に至ったのではないか。刑事施設内の勾留者の密度を少しでも下げたかったのでしょう。ヤクザの幹部は特に長期勾留されがちですが、異例の対応といえます」(業界事情通)

新型コロナウイルスの影響は、ヤクザ社会においても拡大し続けているようだ。
(文=沖田臥竜/作家)

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