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2020年03月18日14:29

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拉麺男の必殺技はキャメルクラッチ

僕は健啖家であり、飲酒家であり愛煙家である。
もつと言えば、博打もそこそこやるし、女性関係もスマートであるとは到底言い難い。
予め立場を表明しておくと、そうである。

学生時代から喫煙者であり、
最初に友人に貰ったタバコが
「SevenStar Custum Light」という銘柄であった
現在のセブンスターの10ミリに該当するだろうか
ひと箱が180円だったか210円だったかしたのだが
父親が吸っていたハイライトが140円か150円だった時代だから
ちょっとだけハイソなタバコだったかも知れない

そのカスタムライトも吸い始めだけで
「CABIN」「CASTER」と移りながら一旦辿り着いたのが
「CAMEL」であった。
それまでの専売公社のタバコとは違って、
洋モクを専売公社が売るタイプのタバコであり、めちゃめちゃ煙臭かった。
しかし、既にその当時撤退はしていたが、モーターレースの
F1GPでロータスHondaチームなどのスポンサードをしていて
それこそ中島悟とアイルトン・セナとかネルソン・ピケが乗っていた頃の話である
憧れの銘柄でもあったので、煙臭いのさえ我慢すれば
味わい深い良いタバコだったと振り返れば思う。
その後、セブンスター・カスタムライトが
それまでBOXしか発売していなかったのを
ソフトケースでも発売されるのを機に
再びカスタムライトを愛飲するようになったのである。
その後、「カスタムライト」は改称して「ミディアム」となり、
さらに東日本大震災で、たばこ葉の供給が不安定になり発売中止になった
やがてセブンスターの弟分という位置づけだった「マイルドセブン」も
「メビウス」に改称するなどし
並行してセブンスターシリーズは銘柄を統一、
1本あたり含有するタール量をナンバー化した

この頃から僕は「セブンスター」に銘柄を変えたので
10年くらいはセブンスターを吸っている事になる

ただひとつ言いたいのは、現在のセブンスターはひと箱が
510円もする、ということである。
そんな折である
たまたま近所のコンビニで
「キャメル シガー 新発売!」
という張り紙を見て手を伸ばしてしまった
しかししかしである。値段を聞いてびっくりしたのだ
ひと箱、360円である。
コンビニの店員が言うには
「これはシガレット(紙巻きたばこ)ではなく、シガー(葉巻たばこ)だ」
というのである
近年、たばこと喫煙者を取り巻く環境は劇的に悪化というか
迫害されていて、喫煙環境が殆ど無い上に税金も青天井に引き上げられている
それもやむなしとしても。

この金額の違いは何だろうかとふと思い、調べてみた
まず、写真のキャメルはパッケージにもあるように
「シガー(葉巻たばこ)」である。
分類上、ジャイアント馬場やウインストン・チャーチルが咥えていた
葉巻と同じらしく、1本当たりのタールやニコチンの含有量を
表記する義務が無いらしく、箱にも何にも書いていない
しかし、中身はほぼほぼシガレット(紙巻きたばこ)と同じ体裁をしていて
同じサイズの箱に同じ本数(20本)入っており、
吸い味は以前の「CAMEL」よりもマイルドで甘い感じがする
実は「キャメル」シリーズは、僕が吸っていた頃は
日本で販売されているものは「トルコ葉」とアメリカのたばこ葉をブレンドした
独特の味が売りだったのだが、一旦販売終了になり
日本のJT(旧・専売公社)製のものが再発売されたのだが
味が全く変わっていたので完全に客離れを起こしてしまっていたのだ
その後再びRJレイノルズ社製のものをJTが発売したが後の祭りで
以前の人気には至らず再度撤退し、以降は日本で「CAMEL」といったら
その名前を語るJTのたばこ、に成り下がっていたのである
世間の人気はともかく、「安くて味わい深い(しかしパンチは弱い)」新しいCAMELが長く販売されるかどうかは甚だ怪しいところではあるが
可能な限りセブンスターと並行して愛飲していきたいと思う。

ところで
僕が好んで吸った銘柄は
いみじくも甘口でタール多めで「C」で始まる呼称、だったのだが
悉く製造中止か別銘柄に収斂されていって
現存で同名で吸えるのは殆ど無くなってしまっている。
セブンスター、だけは別の話として、である。
キャビンはほんのり「ラム酒」の味がして
キャスターは「バニラ」の味がする。
セブンスターシリーズは国産のたばこ葉を主にブレンドしている
たばことして知られてあり
味わいがフィットすると長く愛飲する人が多くなることが知られている

で、件の「キャメル・シガー」は
見た目はシガレットなのにシガーなのである
それはシガレットの巻紙に当たる部分を
葉っぱを原料とした特殊な紙で作っており
たばこ葉1グラムあたりの税率になるのでお安いのである
巻紙の葉っぱの含有量を減らしていけばさらに安くできる事から
味わいは深いのに値段がお安くなる、というトリックが成立する。
かなり立派な脱法商品である(笑)

嫌煙家の方には申し訳ないが
酒も博打も女性関係も同様に
可能な範囲で楽しんでいこうと思っている
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