11月21日　「ｸﾞｯﾄﾞﾌｪﾛｰｽﾞ」見る

この日は、日中で仕事も終わるので、夜はﾈｯﾄで映画を見てしまいました。
ﾏﾌｨｱを扱った映画は、日本のﾔｸｻﾞ映画と同じく、数多く描かれていますが。
この映画は、ﾏﾌｨｱを扱った映画の中では代表的な映画で、恐らく映画史上でも1位か2位の大傑作です。
実話に基づいているのも有名ですが。
N.Y.で、少年の頃からｲﾀﾘｱ系のﾏﾌｨｱの手伝いをしていた男が、20歳を過ぎた頃には金持ちになっていて、悪いことばかりをして、やがて一般人と結婚して、子供も出来て、裏稼業で大儲けして、愛人も何人か作って、刑務所に入って、出所もするのですが。
全米の犯罪事件に残る、ﾙﾌﾄﾊﾝｻﾞ飛行機の現金強奪事件で、口封じのために仲間が次々に殺され、主人公も破門された結果、殺されそうになった為、司法取引に応じて、FBIの証言者になる、という実話です。
この実話に基づいているのがﾘｱﾙで。
学校に行かなかったら、学校からの手紙で家族にﾊﾞﾚた為、ﾏﾌｨｱはは両親を説得するのではなく、学校を脅すのではなく、何と郵便配達夫を脅して、手紙を届かないようにします。
現実的には、郵便配達夫が変わったらどうするのかとか。学校が手紙ではなく、電話や家庭訪問をする可能性はどうするのかとか考えると、ﾏﾌｨｱの作戦も馬鹿だなあと思いますが。
そんな馬鹿なﾏﾌｨｱの行いはﾘｱﾙでした。
大人になった主人公は女を何人も作り、麻薬に溺れ、ﾏﾌｨｱに隠れて仕事をして、上手くいく訳が無い。
でも実際のﾏﾌｨｱはそんな物なんだろうなあ、と感じさせました。
一番、ﾘｱﾙなのは、ｼﾞｮｰ・ﾍﾟｼに「ﾌｧｯｸ」と言った仲間の給仕の青年を射殺してしまう
ｼｰﾝです。そんな事でいちいち殺したら、いつかは殺されるだろうなあと思いました。
歴史的なﾏﾌｨｱ映画の傑作を見たい人にはお勧めの映画だと思いました。