■乗鞍のバイクは30%が油圧ディスクだった!
2019年の乗鞍マウンテンヒルクライムの4000人以上の参加者のバイクを見て、油圧式のディスクブレーキのバイクが30%近くになっていました。今まで見たサーキットエンデューロやヒルクライムや、ブルベの中で最も普及率の高いライドイベントでした。
すでにリムブレーキしようのバイクの生産を停止しているブランドもあるし、上級グレードのバイクラインナップにはリムブレーキしようがないブランドもあります。両方作っているブランドも、基本スタンスはディスクブレーキ寄りになっているはずです。
昔はホイールのっリムでブレーキングしていたらしいよ、みたいな会話が本当に数年後に語られることになりそうです。リムブレーキしようのホイールも作られなくなるだろうし、ブレーキパッドの開発も止まるだろうし、スペアパーツも手に入るのかが疑わしくなります。
消費税が上がる前にディスクブレーキモデルへ、リムブレーキ対応の高級ホイールをすでに持っているライダーも、新規参入の人も、丸っと買い換えるという人もいるはずで、ショップでの相談も増えているという。
自分はなんで2019年に、この機材を使っているのか、トップヒルクライマーに聞いてみると、機材サポートのスポンサードの関係で、油圧ディスク仕様を使う必要がある選手もいるという。ブレーキの利きならダイレクトマウントで十分だし、軽いという。
軽量なリムブレーキキャリパーのセットより、油圧ディスクブレーキ仕様は約70g重くなるという。前後輪とフレームもフロントフォークも、アシンメトリック構造になるので、左右の剛性バランスをきにするライダーもいました。
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