天気予報では晴天だが風が強い と云ふことなので それじゃ鍼治療にでも行こう と云ふことで出かける ヤクルト屋さんが新しくなるのでそれをとりあえず待つ この配達人 しばしば変わる 故に名前を覚えきらん 今日は特に遅かったが 二人で自転車で来た 先輩と新人 来週から新人が来るようである 自電車に乗ってきたと云ふことは 新人さん バイクには乗れんのかもしれない
今宵の音楽は クナッパーツブッシュコレクション2
『ジークフリート』(1956年8月15日)
ヴォータン:ハンス・ホッター
ジークフリート:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
ミーメ:パウル・クーエン
アルベリヒ:グスタフ・ナイトリンガー
ファフナー:アルノルト・ヴァン・ミル
ブリュンヒルデ:アストリッド・ヴァルナイ
エルダ:ジーン・マデイラ
森の小鳥:イルゼ・ヘルヴェヒ 第２夜『ジークフリート』は その名のとおりジークフリートを主人公とする冒険物語である ワーグナーはコジマとの間の子にも「ジークフリート」と名付凧を持った ほぼ四時間 最初から最後まで出ずっぱりで歌い続ける 前夜までのワルキューレが 比較的単独で歌劇として見ることができるが 他はあんまり単独で見ることは少ない しかし全部となるとまた少ない
鍼治療後 近郊数店に農協で記帳 税理士さんへの色々用意がある 色々回ってきたので帰宅時は11時過ぎ それじゃと云ふことでお昼にお雑煮 我が家はまだお雑煮を食べている とにかく私がお雑煮が大好きで ちいとも飽きて来ない 毎日食べれて幸せだ 我が家のお雑煮は お芋はヤツガシラ あるいはセレベス この芋がなくなるとお雑煮は終わる 今月は十分にあるので お雑煮はまだまだ続く 美味しくってい仕方ない お芋に 大根と人参のいちょう切り これを今石油ストーブの上でコトコト 約三時間 食べる時は再び温めて小松菜を入れて少し煮込んで 焼いた餅を入れて出来上がり 私は器に盛ったお雑煮に 青のりと七味唐辛子を加えて食べる 毎日食べて嬉しいね
午後は剪定作業 今月で終わるか微妙 来月までに終わればいいのだが 今年は思い切りよく切る枝をバッサバッサ それ故早いか
今日は天才詩人バイロンが生まれた日である ついでに書くと大塩平八郎の生まれた日でもある 京都旅行で読んだ「頼山陽」下巻に 大塩平八郎が出ていたな ところでバイロン ロンドンに生まれたが 足が不自由であったと云ふが 格別の美男子であったそうな しかも早熟の詩人 バイロンの赴くところ ヨーロッパのあらゆる場所でバイロン賛美の熱が漂ったようである しかしパッとバイロンの詩が出てこない 出てくるのは与謝野鉄幹の「人を恋ふる歌」
妻をめとらば 才たけて
みめ美わしく 情けある
友を選ばば 書を読みて
六分の侠気 四分の熱
ああわれダンテの 奇才なく
バイロン ハイネの 熱なきも
石を抱きて 野にうたう
芭蕉のさびを よろこばす
1番と4番 全部で 私の知る限り16番まである 詩を読むときに 必ずしも番号順ではないようだ
お前を見にちょっと外に出てみた 寒いね 冬 それは孤独と幻想の世界だ 桂なんとか女史の句に
やわらかき身を月光の中に入れ
といったかな 正確かどうは記憶が曖昧だが 記憶に残る一句である あと冬らしく なおかつ先週京都に行ったので 久保田万太郎
湯豆腐やいのちのはてのうすあかり
ちょっと悲しい切ない歌だ
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