中島健人、中条あやみ主演の学園ラブコメ映画作品。
評判が芳しくないのが気になりましたが、個人的には率直に「それほど悪くないんじゃないの?」。
作品の前半が退屈。
今風の大げさでコテコテのギャグは、おそらく見る人を選ぶかもしれません。
馬鹿馬鹿しいのは好きですが、退屈なのは嫌いです。
この流れが、もし後半まで続いたら座席をスクリーンに投げつけてやろうと、座席を固定しているボルトを外していたら、学園祭で「ロミオとジュリエット」の演劇を発表すると決まったところでストーリーが急展開。
大急ぎでネジを元通りに締め直しましたよ…。
「ロミオとジュリエット」はシェイクスピアの有名な古典的な傑作演劇作品。
当然、古典的な演出による劇が出てくると思いきや、唐突に始まるヒップホップ調の曲で劇がスタート。
中世ローマが舞台のはずなのに、気分はもうアメリカ…w
「ロミオ…」は過去に何度か映像化されていましたが、この作品はレオナルド・ディカプリオ、クレア・デインズ主演のハリウッド映画作品「ロミオ + ジュリエット」の現代的な演出を取り入れています。
ジュリエット役を演じるのは誰か?について、中条あやみ演じる千棘と「ある人物」の、お互いを思いやるような描写に思わず引き込まれました。
好きな人の夢が叶うなら、自分はそっと身を引く…。
二人とも、本当に中島健人演じる楽が好きなんだと、思わずホロリとさせられた…。
ラストはなんとなく想像できましたが、違うエンディングも是非見てみたい!
苦言を一つだけ。
島崎遥香が演じるキャラクターが、福岡の方言で話すところ。(狸は福岡県北九州市在住)
一口に「福岡」と言っても、県内では方言も微妙に異なります、
「博多弁」と「北九州弁」がゴチャ混ぜになったセリフは、なんとかならなかったの?
聞いていて、終始モヤモヤさせられる…(^_^;)
面白かったw
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