mixiユーザー(id:65970702)

2018年12月15日18:55

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侘び寂

秋の日々の

一日一日と

重なり行く様は

澄んだ空気に

なぜか空疎を誘い

ただ無為に

過ごすが如く

心に貼り付き

焦燥にとらわれる


喪失感が

曖昧に浮かび

眠っていた

空っぽの恋が

起き出して

心に波を立て

痛みを伴い

穿たれた穴が

心に浮かび上がる


侘びしさは

季節の清しさに

くっきりと沁み

寂しさに

焦がれ身を焼き

煩悩に浸り行く

懊悩の深みより

安らぎが現れ

癒しを残して行く

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