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2018年11月11日18:54

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大腸内視鏡手術でポリープを切除しました

昨日、駅前の病院で大腸内視鏡手術でポリープを切除しました。みなさんの参考になる情報もあるかと思うので共有します。
まず、麻酔をかけるかどうかで悩みました。ASK DOCTORSなどで質問して情報収集したのですが、なかなか判断が難しかった。結局「麻酔なし」を選択しましたが、振り返ってみるとそれで正解でした。

手術中に2回ほどお腹を側臥の状態から、あおむけに90度曲げることを要求され、そのときに激しい痛みを感じましたが、2秒程度の痛みなので、産婦がやるように、ベッドの横の鉄の棒をしっかり握っていれば我慢できないことはありません。激しい痛みを感じたとき以外は、特に痛みはなく、モニターを見る余裕がありました。
それよりも、患者として手術中に何が起こっているかを、逐一把握しておくことは何か不測の状況が起こった時に重要だと思いました。
私の場合、人間ドックで見つかった横行結腸の鋸歯状腺腫を、内視鏡操作中の医師が見つけるのに苦労しているようでした。3回ほど探したけど見つからない。しまいには、別の医師を呼んできて2人でモニターを見始めました。それが功を奏したのでしょうか、横行結腸ではなく、直腸S状部あたりで見つかりました。モニターで見つかった腺腫をみると、前回の人間ドックでは陥没して見えましたが、今回見ると盛り上がった腺腫の上部が少し陥没した”富士山型”に見えました。

盛り上がった腺腫は陥没した腺腫より良性と言われているため、少し嬉しくなりました。
腺腫の下部に食塩水を注入したあと、電気メスで焼き切り、出血抑止のため金属クリップで止めたところまで見せてもらいました。出血をしていないことも確認できました。

今回執刀した医師は内視鏡手術のベテランと思われる病院の院長先生ですが、その経験豊富な先生でも、腺腫を見落としそうになるヒヤリハットを起こすのかと衝撃を受けました。そもそも、見つけにくい腺腫の発見をひとりだけに任せてしまう運用は無理があるのでしょう。あと10年くらいすればこのような内視鏡手術は1人の医師に全てを任せるのではなく画像認識の得意なAIを活用して見つけていくようになっていくでしょう。

手術当日は術後も食事を口から取れないため、栄養を補うため、栄養剤を点滴で取りました。途中で点滴が落ちなくなったため、看護士を呼びました。
注射針を刺した管の向きを変えれば、少し出が良くなるのですが、まだ点滴の出が悪い。私の発案で私の腕を回すと再び点滴が出るようになり、私が看護士にやり方を教えてあげた形になりました。本来、このような作業は看護士が知っているべきものだと思うので、看護士のスキルに問題があると思いました。他にもいくつか疑問に思う事例があり、総じてここの病院は経験豊富な人が少ないと思いました。

ここの病院は、風邪をひいたときや花粉症治療、咳が止まらなくなったときに来たことが
あるのですが、そのときはよく聞く薬を処方していただき、良い感触を持っていましたが、内視鏡治療の技量には少し不安を感じました。今後ここの病院に来るのは風邪などの簡単な病気のときにしようと思いました。

それにしても、今回1日半絶食を強いられ、今後1週間は食事はお粥かネギなしうどんにするよう厳命されています。もちろんアルコールも飲めません。毎日3食好きなものを食べられる幸せを実感しました。
昨日は食事は固いものはダメというので、ふやふやの具が入ったオニオンスープを濾して具なしにして飲みました。オニオンスープのうまさが身に染みました。

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