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2018年08月12日22:22

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ヴァント来日公演「未完成」、10月のミニコンサートなど

暑い。
35度を超える日が2週間も続いている。
40度を超えたところもあるようだ。
以前、日記で、フルトヴェングラー作曲の第2交響曲を
数種、比較しながら聴く予定を立てていたが
こんな暑さでは、そんな暑苦しい曲を聴く気にならない。

そこで、先日、阪神百貨店の中古盤セールで買ってきた
ギュンター・ヴァントの来日公演(2CD)から
シューベルトの「未完成交響曲」を聴いた。
(オケは北ドイツ放送交響楽団)

ヴァントはベルリンフィルともこの曲を録音している。
ブルックナーなんかもそうだが
荒々しいベルリンフィルを制御するよりは
ある程度、オケの持ち味を活かした演奏という感じがする。
その結果、明るく、元気のいい演奏になったが、
なんとなく妥協した結果のような気もした。

それに対し、この来日公演では、
北ドイツ放送オケという、長年のコンビだけに
徹底して、指揮者の考えがオケに伝わった演奏だ。
弱音主体の、沈んだ、暗い響き。フレージングの深い呼吸。
そして、クライマックスでも落ち着いた指揮ぶり。

ベルリンフィルとは、全く違う音楽作り。
別人みたいだが、これもライヴならではだろう。
ヴァントは、必ずしも好きな指揮者ではないが
この演奏は良かった。

10月に、また、音楽喫茶でピアノのミニコンサートを
やることになったので、
プログラムを考えてみた。

前半
モーツァルト ピアノソナタ第10番ハ長調 K.330
チャイコフスキー ピアノ組曲「四季」より
6月「舟歌」、11月「トロイカ」

後半
リスト コンソレーション第3番
ショパン 練習曲Op10-5「黒鍵」
ショパン 練習曲Op25-12「大洋」

ショパン バラード第2番ヘ長調
リスト ハンガリー狂詩曲第11番

演奏時間 45分

前回、
「四季」より1月、12月
ショパン 練習曲集より4曲
ショパン バラード第1番
を演奏したので、その続編みたいな感じでまとめた。

モーツァルトのソナタは、学生時代から
好きでよく弾いていたが、人前で弾いたことはないので
待望の機会といえる。
わりあい弾きやすい曲だし、弾いていて実に楽しい。
この楽しさを伝えるような演奏をしたい。

ショパンの練習曲も、学生時代、よく弾いていたもの。
短い曲だし、演奏効果があるので
人前で弾くと、大いに受けたものだ。
久しぶりの演奏なので、これも楽しみである。

ほかの曲も含め、楽しんで演奏できればいいと思っている。



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