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2018年07月02日09:50

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文句を言う相手が間違っている

昨日も、サッカーW杯で
日本が次に対戦するベルギー戦は
「今度こそ敗北する」と予想したところ、
結構冷ややかな声を浴びせられた。

勿論、日本人として、サッカーファンとして
日本代表が世界ランキング上位で
プレミアやブンデスでもトップクラスの選手を多数擁するベルギー代表に
「勝って欲しい」と願ってはいるものの
コロンビア戦は僥倖とも呼べる「87分間の数的優位」があったからこそ
勝つことが出来たのであり
日本が苦しんだポーランドに3勝しているコロンビアは本来はかなり強いチームである。

そのラッキーな勝ち点3のお陰で
最終戦に辛うじて予選突破の可能性を残していた、というのが
あの時日本代表が置かれていた状況で
その時点でのグループ1位でもちっとも優位では無かったことは
前の日記にも書いた。

一生も挙げられないまま母国に帰れないポーランド代表は
「勝ちに行く」サッカーを展開するだろうし
リードしたら「勝ちを守る」のも当然である。
現にポーランドは日本がボール回しを始めた頃から
ボールを奪いに行くのを止めている。完全に引いて守っているのだ。
相手が完全に引いて守っているところを無理に攻めると
ターンオーバーする確率が上がる上に
元からカウンター攻撃を主な戦術としているポーランドの守備は堅牢である。

従って、あのシチュエーションで試合に負けても
決勝トーナメント進出という結果に積極的にアプローチする方法としては
あのままボール回しをする、という戦略は少しも間違っていないのである。
無論、他力に依存する部分はあるが
所詮、3試合で1勝1敗1分けが関の山のチームである。
守るのはむしろ積極的選択である。

あの試合のあの場に居て
お金を払っていた人がブーイングするのは理解できる。
それでも残り5分までは攻撃していたことを考えれば
「ただ観戦していただけ」のそれ以外の人が
文句を言うのは筋違いである。
それでも不満はあるのだとしたら、
あのルール、あの対戦順、あの順位決定方法を決めた
FIFAにでも言うんだな、と思う。

かようにグループリーグ最終節は色々とあるわけで
全体的には存分に楽しめたのではないか
これもまたワールドカップのワンシーンである。


■日本を救った長谷部誠のキャプテンシー
(THE PAGE - 06月30日 05:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=5178898
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