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2018年06月29日23:47

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クルマのリコールって世の中を象徴していない?

■ クルマのリコールって世の中を象徴していない?

発売日に向かって日々開発されている、フルモデルチェンジされるクルマがようやく発売されて、手に入れて1年くらい経過して、ギヤがリバースへ入りにくくなるトラブルが発生しました。ワーゲンのコンパクトカーだったけど。ギヤボックスの脆弱さを噂には聞いていたけど自分がなるとは思ってもいませんでした。

リバースが最初から入りにくい感じでしたけど、ミスシフトを防ぐためなのかなと思っていました。5000kmも走っていないのにリバースへ入らなくなるとは。コンビニの駐車場への前向き駐車だったので、この状況をディーラーに電話すると、この手のメカトラブルには慣れているらしく、簡単に脱出方法を伝授してくれました。

シフトレバーをニュートラルにして、サイドブレーキを解除して、クルマを下りて駐車スペースから押し出して、前進で走れる位置へ止めます。エンジンをかけてDレンジに入れて、前進で駐車場を出て、その脚でディーラーへ修理に出してみると、この故障はリコール対象になっているという。

しかも、例の排ガスのデータ改ざん問題で売り上げが低迷しているので、セールをやっているというのです。まだこの際だからギヤボックスの対策をされた、同じクルマへ買い換えませんかと大幅値引きで、6ヶ月前に手に入れたばかりのクルマを、高額で引き取るからとセールスされました。

まだ走り出して6ヶ月前ですよ、例のデータ改ざん問題で、日本のディーラーの売りげ減少対策に追われたり、つい最近も、メーカー本社のお偉いさんが逮捕されたり、ディーラーやメーカーからギヤボックストラブルのリコールの通知も対策もまだ通知されていません。メカトラブルが起こって販売会社へ来るまで放ったらかしってことのようです。

日本のメーカーでも次々に各メーカーからリコールが発表されて、100万台、200万台と回収されて修理やパーツのアッセンブル交換が行われて、決定的なトラブルの発生を回避しています。秘密にして密かに交換したり、ユーザーが知らずに過ごしてしまうよりはましだけど。リコールが多過ぎるような気がします。

企業コンプライアンスも国の機関と同じように倒壊しています。自分たちの都合に合わせてデータ改ざんするのが普通に行われています。スチールやアルミ合金の素材メーカーがデータ改ざん。エンジンの排ガスのデータ改ざん。数社がクルマの最終検査を無資格者がやって書類に責任者のハンコを押していたとか。

タカタのエアバッグに至っては死亡事故や傷害も発生しているにも関わらず。グローバルな業界シェアが大き過ぎて、どうみても対策は後手後手で、リコールに対応していないクルマは車検もとれなくなるようです。

エアバッグはダッシュボードやドアやハンドルに組み込まれていますが、ディラー工場に出しても、大きなパネルを取り外して交換作業するので、相当気を使って作業しないと傷だらけになって帰ってきます。前のアベンシスもリコール対象で、ネッツトヨタに出したら、ダッシュボードのパネルが傷や割れだらけになって帰ってきました。

もう少し、テストを行って、これなら大丈夫というまで、作り込んでから発売してほしいよね。燃料パイプ、ブレーキ、ダメだったらリコールして直せばいいや的な甘さが見え隠れしているようで、クルマは命と荷物を積んで移動する道具なのに、最近のクルマはリコールが多くて、何だか信用ならないですね。

パソコンの普及やパソコンの機能があるスマホやパッドのユビキタス化で気になるのが、個人情報やお金を扱うこともあるのに、あまりのセキュリティの脆弱さ、そしてプログラミングの入力ミスとかの人為的ミスもあるけど、プログラムが完結していなかったり、バグが含まれたまま発売してフリーズしたりします。

基本ソフトやアプリを未完の段階で発売して、問題が起こったら、対応策を考えて提供して、ランニングチェンジしていけば問題ないと思っているふしがあります。スピードも経済性も効率も重要だけど、昭和の人間としては、何か重要なことを置き去りにしてやしませんかと言う感じです。IT産業の慣習は、いつからこうなってしまったのだろう。

自転車パーツも時々リコールがありますが、スペシャライズドのかカーボンフォークの時は直ちに使用を止めてくださいというインフォメーションでした。知らないで使っていたら一体どうなるのか。もし折れたりしたら大変なことになりますよ。
コンポーネントパーツは新製品が発売されると、シマノトスラムの場合はフルモデルチェンジは3年から4年周期で、カンパニョーロ毎年マイナーチェンジが実施されます、その間、性能改善のために、知らない間にランニングチェンジが行われています。

フロント変速機は、素材や構造などを入力して、有限要素法でコンピュータシミュレーションして設計されたチェーンケージが、実際に使ってみると強度不足とか、変速不良などの不具合が発生して、変速性能や剛性や強度アップのため、チェーンケージの形状や材質が変ったり、Di2のフロント変速機のアームも破損が起こって、いつの間にか変更されています。

シマノもカンパニョーロも事実上ミックスコンポーネントを、メーカー保証対象外として、自己責任での使用ということで制限しています。スラムの輸入元の見解では基本的にはスラムでの組み合せを推奨していますが、シマノのフリーボディ規格などを採用しているし、ミックスコンポーネントに関しては容認しているような曖昧な見解でした。



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