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2018年06月16日15:26

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映画日誌「ワンダー 君は太陽」

 外見からもはっきりとわかる先天性の障害を持った少年が、学校へ通うようになり、初めは気持ち悪がられたり、偏見を持たれたりしながらも懸命に学校生活になじむよう努力し、前向きに生きる姿を描いたドラマだが、単に障害者に偏見を持ってはいけない、いじめはよくない、ということを諭す児童映画的な内容ではなく、主人公以外、姉の、同じ家族としての姿勢や、クラスメートの子どもの心理など、障害者を取り巻く人たちの様子も描くことで人間ドラマとしての味わいも出しているが、少し視点が散漫になった感じで、もうひとつ焦点が定まっていない感じ。
 まあ、一つのアメリカンドリーム的な映画として観れば、最後に主人公の努力が報われる形でハッピーな結末となり、そこそこ感動も味わえるし、何より自分の欠点などは気にせず、とにかく逃げず、前向きに生きよう、ということを教えてくれる内容なので、観る側も純真な気持ちになれればそれで良いか。
★60点

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