いかにもこれが戦争映画、といった感じで終始迫力ある戦闘シーンが続き、これだけで重厚な味わいがある。
事実に基づくと言っても、どの程度事実に忠実なのかは分からないが、アメリカ兵をヒーロー、救いの神として描くのは元来アメリカ映画なのだから当然といった感じ。
勿論、単なるヒーロー映画ではなく、現地の兵士との交流、異民族間のコミュニケーションの難しさなども描かれ、人間味もあり、戦う戦士の人間ドラマとしても味わいがあるのだし、あまり政治的な背景は気にせずに、どちらかと言えば、やはり娯楽映画として観れば十分見応えがあるのは間違いない。
★65点
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