時の中将の訳の分からぬ
無謀でずさんな計画
人命軽視の薄汚い欲の為に
兵站を度外視した作戦とも
言えぬ作戦が実行された
ある意味これも神風を待つ
神頼みの現実逃避の猿芝居
雨季迄の三週間で終了する
予定の作戦の破綻が明白に
なっても報告と進言を無視し
4ヶ月も継続されて大戦史上
最大の失敗となった
三週間分の食料だけを
持たされてジャングルの
道無き道を450キロも
行軍した兵士達
圧倒的に優位な武器を
装備した敵軍の攻撃に
バタバタと倒れた
それでも失われた人命の
半数が飢餓と病気よるもので
巨大な大河の絶望的な
渡河や自決などでも
多くの命が失われたそうだ
雨季迄に作戦を終了させると
設定されたその雨季に入り
道端に倒れ重なる死体も
一週間で腐敗し白骨と化す
有様の為に撤退する途上に
あった道は白骨街道と
呼ばれたそうだ
死んだ兵士の肉を切り取り
食いつなぐ兵士達の姿は
まさに地獄絵だったのだろう
それほどの失敗に終わった
この作戦は当初から致命的
兵站の問題を指摘され
数々の反対にあいながらも
押し進められたにも拘らず
この作戦を推し進めた責任を
戦後も誰も取っていないそうだ
今の国会を見ていると
同じ事が起こり繰り返されて
いるようで
国家国民の利益を度外視した
あり得ない不思議な事と
その理由が改めて明白になる
ログインしてコメントを確認・投稿する