辞書編集に関わる家系の金田一さん。若者が電子メールなどで使う省略言葉など、時代に即した言葉の変化には寛容だが、最近の政治家の言葉には、どうにも我慢ならないらしい。
取材の席に着くと話は『国難』という言葉から始まった。
安倍首相は9月、北朝鮮のミサイル発射を「国難」と称して衆院を解散した。
「国難という一言で表すのはあまりに大ざっぱで、どこが国難なのか全然分からなかった。本当にミサイルの脅威を感じているならば、被弾したら甚大な被害が想定される原発をまず止めるべきでしょう。仮に国難だと認めたとして、それを招いたのは誰ですか? 責任を取るのは安倍首相です。国難と表現したのは支離滅裂としか言いようがない」
そして、金田一さんは安倍首相が発する言葉の単純さを指摘する。
「『まさに』を多用しますよね。勇ましい言葉が多く、スパッスパッと言い切っていく。それは深く考えていないからできるんです。また、安倍首相の真意はくみ取りづらいから、周りの人が忖度するんじゃないのかな」
以上
https://mainichi.jp/articles/20171218/dde/012/010/004000c 毎日新聞より引用
■総裁選対応、国会閉幕後に判断=北朝鮮姿勢は「評価」−安倍首相
(時事通信社 - 01月07日 10:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4933528
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