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2018年01月28日18:07

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グッゲンハイム美術館がホワイトハウスに貸し出し提案したものは?

ワシントン・ポスト紙がニュース・レターで大変面白いニュースを伝えてきました。
NYのグッゲンハイム美術館に対して、ホワイトハウスがトランプ夫妻の居間に飾りたいのでゴッホの絵を貸し出して欲しいと要求してきたのに対する、グッゲンハイム美術館の主任学芸員Nancy Spectorさんの返信メールが振るっています。『誠に申し訳ありませんが、ご希望の絵はお貸しする訳にはゆきません。代わりに現代美術作家Maurizio Cattelanの”America”と題する作品は如何でしょうか?その作品なら一年間美術館の5階のトイレに設置され、来館者が使用してきましたがこのたび展示期間が終了したのでいつでもお貸出しできる状態にしてあります。作者はホワイトハウスがご希望なら長期貸し出しもOKだと申しております。作品は18金製で大変高価なものでもあり、傷がつき易いものですが、取り扱いマニュアルと設置工事指示明細もお付けします。きっとお気に召すと思います。ご参考までにその黄金の便器”America”の写真を添付します。』
ホワイトハウスからまだ返事は来ていないとか。

なお、ホワイトハウスが貸出しを希望したゴッホの絵は、実際にグッゲンハイムのビルバオ(スペイン)美術館で展示するため梱包作業中だそうです。またこの”America”と題する作品はアメリカの行き過ぎた富を風刺したものと言われています。
更にこのメールをホワイトハウスへ送った主任学芸員Nancy Spectorさんはトランプが大統領に当選したその日のインスタグラムで「今日はわれわれの愛してやまないこのアメリカを、憎悪と人種差別と不寛容から取り戻す運動を始める日です」とトランプを非難しています。

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