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2018年01月27日04:03

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本はGOOD、芝居は😓、バルミューダ🤗

写真は順に
*誉田哲也「シンメトリー 」(光文社文庫) 表紙
*東京カンカンブラザーズvol.15『ラブ・シャーク』チラシ

シンメトリー 」(光文社文庫) は姫川シリーズの短編集第一弾、
この前読んだ「インデックス」より先に出た作品、
そして長編作「インビジブルレイン」の前に位置する時代。
新人警部補時代、姫川班の栄光の歴史前夜の物語。
中々に切ない物語あり、超能力がらみありで犯罪捜査もバラエティーに富んでいる。
しかし姫川シリーズで重要なファクターを担うのは、警察庁内での人間関係だろう。
長編で折り合いの合わない人物名も出てくるし、自分の能力を買ってくれた、のちの上司・今泉との出会いもここに描かれている。
巻末、フリーライターの友清哲(ともきよさとる)さんの解説で知ったのだが、
タイトルに合わせて、短編集の構成(各タイトル名)もシンメトリーになっているのは気が付かなかった!
やるなぁ。

カンカン、やばいぞ。
ラブ・シャーク」を観て改めて思ったんだけど、作・演出の川口さんはものすごく勘違いしてると。
観客にウケるに違いないと思い込んでいたようだが、私が観劇した初日はスベりまくっていた。
それはそうだろう、だって芝居の設定が納得できてないから、どんなにギャグ飛ばしたって薄ら寒いばかりだ。
まず本が、設定が、しっかり敷かれていないからダメダメだ。
基本線がしっかりしていればこそ「遊び」が生きてくるというもの。
吉本新喜劇の路線を狙っているのなら、プロのお笑い集団として役者を育てるなり、客演メンバーを選ぶなりしないと、あの設定はどこまでも受け入れられない。
荒唐無稽な設定と稚拙な発想のままでは、出演者がどんなに頑張ったって、
スケートリンクばりにツルッツルにスベりまくって、観ていて役者が可哀想になった。
プロローグは良かったのになぁ。
緊張感のある幕明けで、どんなスリルとサスペンスが待ち受けているのかと期待したのが暗転明けからはアホみたいに裏切られ、失速した公演内容だった。
設定にリアリティが欠けていたら、プロのお笑い芸人でない限り誰も笑わせられないギャグが満載で、設定がなってない分だけきっちりと寒いと感じる芝居に仕上がってしまっていた。
残念すぎる。
川口さんがそういうことに全く気づいてないことも残念すぎる。
終演後に、川口さんが「なんでもっと笑ってくれへんかったん?」と笑顔で言葉をかけてくれたけれど、劇場のあの雰囲気、スベり倒してた空気を彼は感じてなかったんだろうか…
イタイ、イタすぎるよ川口さんあせあせ(飛び散る汗)
せっかくの素晴らしい舞台装置が泣いてるぜがまん顔

バルミューダ」のトースターが我が家にv(´∀`*v)
しばらくパンを焼きまくってみよう揺れるハート
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