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2017年12月20日17:24

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ルージュの手紙@ジャック&べティ〜エレフラ忘年会@豊橋だいこん屋

カトリーヌ・ドヌーヴの新作「太陽のめざめ」を観たのがついこの間だと思っていたらそれは
去年のこと、早くも最新作で本日観て参りました

ドヌーヴが自由奔放な女性ベアトリスを演ずるコメディとばかり思っていたのですが、そこは
フランス映画、そんなに甘いものではありませんでした

原題は"sage femme"、賢い女とはベアトリスとは血のつながらない娘クレールのことで、
これを演ずるのがカトリーヌ・フロ、母親とは違って酒もタバコもやらない菜食主義者
しかし下戸ではないようで、母親のペースに嵌まってワインを飲んだり、家庭菜園の隣人
ポールといい仲になったりします

助産婦であるクレールは多くの母子関係を生み出して来た
彼女が女手ひとつで育てた息子は、水泳選手であった彼女の父の血を引いて泳ぐことが
好き、そんな孫の面影に、捨てたはずのかつての夫の姿を見いだすベアトリス

夫婦って、親子って、家族ってなに?
煩わしいようで捨てきれない、そんなほろ苦さを味わう佳作でした
劇中で沈みかけたボートが出てきて、ラストシーンではそれが完全に水没することで癌に
冒されているベアトリスの最後を暗示させて、エンド・ロール
今日はレディースデイで満席でしたが、そんなレディたちはエンド・ロールが流れ始めるや
否や席を立って行きます
この人たちは余韻を味わうということはないのかね
多分”sage femme”なんでしょうな

映画を観た後は(いつものように鹿島屋さんで家系ラーメンを食って)、新幹線で豊橋へ
先日のライヴのチャージバックを軍資金に、エレフラの忘年会であります
武ちゃんの設定してくれた「だいこん屋」さんで5500円の飲み放題コース
偶然にもここの店長さんは、ドラムスのコンチの高校の同級生
大きな声では言えないけれど、レアものの大吟醸をサーヴィスしてくれました

今回のライヴの反省やら、次回のライヴの意気込みなど、早くも候補曲の選定
あっという間に2時間が過ぎ、豊橋駅まで走った走った!
おまけにホームを勘違いして、発車寸前に電車に無理やり乗り込んで運行に支障を
来したかどで、車掌室に連れ込まれて大目玉食いました
最後の最後まで社会に迷惑かけるワタシなのでした(ドヌーヴなら赦してもらえる?)
こだまなので遅れは浜松で取り返したのですが、それを追い抜くのぞみやひかりは…

どーもすいません

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