俺は払っても良い

■「独身税の提案はしていない」　かほく市ママ課が炎上、関係者は発言否定
(キャリコネ - 09月01日 18:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4745527

ま、俺、既婚者だけど、幸か不幸か子供授からなかったので、「次世代のサポートなら、別に増税されても構わない」と思うんだ。

因みに、今も結構税金は取られてるよ。稼業（職業ですらない）は、フルコミ（完全歩合制）の飛込み営業で、今年の年収は、恐らく1000万近い・・・たぶん、1/3は税金で取られてる。

報酬は契約金額の10％なんだが、源泉徴収されて手元に来るのは、9.1％、市県民税は4期で40万。おまけに、家賃4万9200円（新潟市の生活保護の、家賃扶助と同額。理由は働けねー為った際の保険でな）の、築半世紀のボロ借家（嫁は、アンティークなお家と呼んでて、たまに家の中でコウロギが鳴いてたりする）に住んでるのだが、毎月の国民健康保険料（社会保険には入る資格は無い）は「7万円」だぜ。

もし、年収1000万を今年超えたら、自営業者と同じ扱いなんで、翌年は「80万以上の消費税の納税義務も生じる」のでな。

勿論、こっちには、中小企業の個人事業主と、税法上は同じ扱いだが、生憎、店舗や工場やトラックとかの「原価償却可能な、生産設備は全く無い」んだよ。

去年は本当に欲しかった、旧いオープンカーを手に入れ、誰もが振り返るくれーにカスタム＆レストアして、今年はこれまた旧いハーレーを買って、現在カスタム中だけど、どっちも「新車が買えるくれーのカネ費やしたが、こいつは経費で落とせねー。本当に「毎日の出勤の足にしてる」のにだが。

いや、別に、脱税してーとも思わんよ。たまさかの僥倖に恵まれた手前の稼ぎの正体は、「社会の贅肉に寄生して得られた」もんでな。

だから、もっと増税して貰っても構わねーよ。今の手前は「年収の半分を課税対象にされても、文句は一切無い」さ。

但し、願わくば「そいつを、若者や社会的弱者に使って欲しい」ぜ。

具体的には、「大学や専門学校の高等教育の無償化や、その債務の徳政令でのチャラ」や、「生活保護利用者の、多彩な社会参画への投資」・・・知ってるかい？世界的ベストセラーの「ハリー・ポッターは、生活保護受けてたシングルマザーが、カフェの紙ナプキンに、娘さん宛にお伽話を書いたのが始まり」だってーのを。

・・・もう、若年層を踏み付けにして、その一方で高齢者を「まるで税金泥棒みてーに扱う、世代間の対立を意図的に煽る、低次元の政治的統治手法と、そろそろおさらばしません」か。

この国の莫大な債務（実は大した額でもねーのだが）をこさえたのは、別に高齢者が増えたのが理由では無く、「箱モノや新幹線とかの建築行政の結果」なんだよ。

現実に、北欧とかの福祉先進国では、「稼ぎの半分を税金で取られても、学費も医療費も無料で、還暦過ぎたら、年金25万支給なんで、老後は誰も将来不安ねーで、貯金せずに晩年を謳歌出来る」。

・・・どっちが「国民にとって幸せな社会」は、比べる必要すらねーだろ。

こいつも私事だが、俺達子無し夫婦も老いるんだよ・・・やがて、人生の黄昏を迎えたら、「次世代のお世話に為るしかねー可能性が高い」かもな。

その為の投資なら、「決して惜しくねー負担」なんで。

お互い「迷惑掛けたり掛けられたりが、人の最低限度の社会性」さ・・・俺は、今後認知症や大小便を垂れ流す困った爺ぃに為っても、「誰かに迷惑を掛けてでも、お迎えが来る迄、天寿を全うしてえ」と心底思ってんだけどな。