■若者の害虫駆除トラブル急増=ネットより高額―国民生活センター
(時事通信社 - 05月23日 14:01)
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てか、本当に我が家には、ゴキブリとか蛾とか、一切見掛けねーもんな。
因みに築62年のすげーボロ借家で、あちこち隙間有るらしく、猫達と暮らす以前は、秋には「家の中で、スズムシが鳴いてた状態」でなあ。
一応、同居してる猫は三匹。
左から「こつぶ」と「こたつ」と「こぶり」だよ。あ、こつぶがお姉さんで、こたつとこぶりは双子の妹。まあ、こたつとこぶりの区別が着くのは、俺と、先日彼岸に旅立った嫁くれーだけどね。
三匹共、彼女が、家の庭先に生み捨てられてたのを、保護して、今に至るよ。
幸いなコトに、健康ですくすく成長してくれた。母方に白系ロシアの血が混じった手前同様に、「野良は強い」のかもね。
最初に見た時は、驚いたよ。毒蛾のアメリカシロヒトリが、家の中、迷い込んだら、即座に爪で叩き落し、ぴくぴく動いてるのを、嬲り殺しにして、ばりばり喰っちまったのでな。
そりゃーゴキブリも出ねえよ。
そして、彼女達は、今も、「結果的に、俺を生かし、救ってくれてる」んだよなあ。
ま、私事なんだが、プロフをご覧に為ればお判りのように、最近、俺は、30年連れ添って生きて来た、伴侶を、不意の病で、突然奪われた。
でも、手前に、絶望せずに今日を生き続けるコトを、選択させたのは、彼女の遺した三匹の猫達でも有るんだよ。
もし、身ひとつだったら、アルコール依存症でも為って、早々に彼女の後を追って、緩慢な死を迎えたかも知れない。
今は、我ながら、「結構規則正しい生活を、送れてる」と思うよ。
朝はスマホの6時のアラームで起こされて、まずは、猫三匹ぶんのトイレ掃除。彼女の遺影と骨箱が有る仏壇の水を、入れ替え、三匹ぶんの器に、清潔な水を。ついでに、障子が散々破られ、空き巣ですら愛想を尽かしそーな、陽当たりが良過ぎる窓辺に置かれた、「猫が好んで齧る草」にも水。
で、それから、髭剃って歯磨いて、PC起動。コーヒー淹れて、マイミクさん限定の「朝の挨拶」書いて、パジャマからスーツに着替え、天候が晴れなら、旧いオープン2シーター。雨か雪なら、これも旧い、軽のワンボックスで、稼業に出掛けるなんてえ、塩梅具合。
そうそう、この軽も、俺に、「彼女が託した遺産のひとつ」と。
勿論、事故には気を着け、毎日安全運転さ。一応免許は、30年無事故無違反のゴールドなんだけど、手前が何だかの事故とかで、病院に担ぎ込まれ、入院を余儀なくされたら、この三匹は、「即ち、飢餓と直面させられる」のだからさ!
そして、若い頃は旅ばかりの日々だったけど、今は、泊まりでどっか旅行も一切止めた。稼業の同僚の中には、「ペットホテルに預ければ?」と抜かすけど、冗談じゃねーよ。
俺からすれば、「ざーけんな。家族を留置場に入れて、遊びに行けるか!」だ。
・・・ま、閑話休題。この頃では、稼業の合間に読む小説は、ブックオフで110円で買った文庫本ばかりだけど、最近、新品でも欲しい一冊を見付けてなあ。
そいつは、「旅猫リポート」で感涙を覚えた、有川浩女史の、「みとりねこ」だよ。
ま、帯しか知らねーけど、「その猫の目的は、飼い主より、一日でも長く生きるコト。その為に、毎日、肉球スタンプの練習を絶やさない」ってな内容らしい。
でも、我が家では、「猫達を見送るのは、俺であるべき」なんだ。
効率とか生産性とか、正直どーでも良いよ。
「頼られて、それに応じるのが、ひとの社会性の所以ならば、この選択は、それ程間違ってねえ」と、心底思う、今日この頃なんだけどねえ。
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