mixiユーザー(id:23589482)

2024年05月21日18:53

131 view

MADMAX考

今宵の日記だけど、たまには、軽く映画評でもと。

但し、俺はまだ、この映画を観てないんだ。作品名は、「MADMAXフュリオサ」で、公開は5月31日の金曜日なんでな。

こちとら、金土日は生憎稼業なんで、観に行けるのは、6月3日か4日だろーか。

内容的には、前作「MADMAX怒りのデスロードの、前日譚」らしい。

てか、この映画、1作目と2作目以降で、フアン層が別れる、珍しいシリーズでな。因みに、俺みてーな還暦過ぎの世代では、圧倒的に1作目を支持するひとが多いんだ。

ま、手前が1作目を観たのは、高校生の頃だが、正直、当時はぶっ飛ばされたよ。

あの頃は、日本国内で販売されてる、国産バイクの排気量の上限が、750ccだったからねね。

おまけに、当時は日本中の高校の多くが、「三ない運動(バイクの免許を取らない。バイクに乗らない。バイクを買わない)」なんてえ狂った状態で、免許の排気量区分では、高校生の大半が、免許取っても、買えるのは400cc迄。

当時の俺も、転がしてたのは、カワサキのKH400だったから。

それが、スクリーンの向こうでは、いきなり、カワサキのZ900 や1000が大量に出て来て、大暴れと。

恐らく1作目のファンは、当時のバイク乗りが大半、じゃねえかなあ。

メル・ギブソン扮するマックスが乗る、インターセプター(フォード・ファルコンのV8に、ウェランドのスーパーチャージャーで、600馬力)とか、往時の日本では、違法改造容疑で、走ってるだけで、即とっ捕まるので、最初から憧れの対象外だったよ。

まあ、あの頃思ったのは、「複数のバイクとクルマでも、SF映画がこさえられるんだなあ」と。

で、2作目〜デスロード迄は、1作目の近未来と違い、「核戦争後の地球」が、全て舞台なんだよ。

2作目以降は、「社会復帰に随分時間掛かりそーなやつが、大量出演する映画」と化した。

勿論、基本的人権なんざ、とっくに銀河の彼方で、クルマに誰か縛り付けて走り回ったり、デスロードでは、音響装置を満載したトラックに、ワイヤーで吊られたのが、炎を吐くギターを掻き鳴らすってな、無茶苦茶振り。

でもよ、監督のジョージ・ミラーが凄えのは、真剣に「核戦争後でも、乗れるクルマを想定したコト」でなあ。

だから、この映画に出るクルマのベース車は、「大半は、80年代以前に製造されたモデルばかり」なんだよ。

現実に、核戦争後の世界では、燃料噴射装置や自己診断装置を備えてる、今の新車は、走れねーので。

理由は核爆発と同時に発生する、電子パルスが、PCを焼き尽くすから。

動かせる乗り物は、畢竟、気化機がキャブレターの旧車ばかりと為るからね。

因みに、手前の愛車の、旧いロードスターはどうか?

ギリで生き残れるとは思う。但し、「吸気系を、キャブ方式に変えて、点火系をポイントや、セミトランジスタに変更」出来ればだが。

まあ、それでも、鉄で出来た大型のアメ車とのぶつかり合いでは、こっちが、簡単に死んじまう。

あ、一応、これが、公式サイトです。https://wwws.warnerbros.co.jp/madmaxfuriosa/index.html

気に為るのは、この映画「フュリオサ」に、前作同様に、イモータン・ジョーが出てるコト。

ジョーを演じてた、名優ヒュー・キース・バーンは、前作の公開後、とっくに亡くなってるのでなあ。

因みにバーンは、1作目での、暴走族のアタマ、トゥカッターを演じてた。

・・・ま、結果は、映画館で確認するしかねーなと思う、今日この頃だが。
20 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年05月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031