少年ジャンプで連載された、荒木飛呂彦の同名人気コミック作品を実写化した作品。
監督があの三池崇史だったので、期待半分不安半分で鑑賞。
狸は荒木飛呂彦のファンで、デビュー作「武装ポーカー」から「魔少年BT」、「ゴージャス・アイリーン」、そして「ジョジョ…」のスターダスト・クルセイダーズあたりまでは、よく読んでいました。
荒木作品の独特の絵柄や世界観は、実写化には向かないと思っていましたが、見ていて違和感がありません。
イタリアでロケをした杜王町の風景が、見慣れている日本の風景とは一味違った異国情緒の味があって面白い。
俳優陣も、ベテランが脇を固めていて安定感がありました。
ストーリーはサスペンス仕立てで、作中で肝となる特殊能力「スタンド」の映像も面白くて、一見さんでも入っていけると思います。
さすが職人と呼ばれる三池崇史監督、原作コミックを見事にリスペクトしていました。
ジョジョの連載開始から約30年近く経ちますが、スタープラチナとクレイジーダイヤモンドの
「オラオラオラオラオラオラオラ、オラーッ!」
という絶叫と共に繰り出される鉄拳の超高速連打が、生きているうちに実写版で見られるとは思いませんでしたw
ジョジョの魅力はスタンドだけでなく、主人公が知略を使って危機を逆転するところにもあります。
クライマックスの戦闘シーンの結末は分かっていましたが、見ていて爽快w
タイトルと作品のエンディングから分かる通り続編がありそうですが、個人的には見てみたい。
欲を言うなら、「バオー来訪者」も実写化してもらいたい。
面白かったw
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