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2017年07月05日22:13

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映画日誌「パトリオット・デイ」

 ボストンマラソンでの爆弾テロ事件が、発生から犯人逮捕まで淡々としたドキュメント・タッチで描かれ、最後まで緊迫感に満ち溢れている。
 一方で、被害に合った人たちへの懸命な救出活動、捜査本部の設置、容疑者の捜索、犯人の追跡など、様々なシーンで動き回る人間描写が巧みで、ここらは、やはりアメリカ映画の真髄、といったところか。
 何故テロは無くならないのか、テロリストにとっての人間愛とは?これは難しいし答えが見つかりにくいもののようだ。
 結末の部分で、テロで片足を失っても懸命に生きる人の姿も印象的で、テロに屈しない姿、また何より大事なのは人に対する愛、というメッセージも込められている。
 答えがなかなか見つからなくても、それでも困難な状況に前向きに立ち向かうことが一番大事、というのが一番のテーマか。
★65点
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