mixiユーザー(id:366862)

2017年03月08日17:52

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何度でもいうけど、D100ゲーはダイス目の

効果量がでかすぎるんだって!

終末二日ともクリティカルに
ゲーム内リソースの収支が完全に左右される日々でした。

土曜日はゴーストハンター02、悪太郎氏GM。そしてブルーローズへ続くの巻。
日曜日はウォーハンマー、ましゅまろまん氏GM。うわああ旅の始まりからさっそくハリウッドホラーじゃないかの巻。


以前自キャラが3レベルになり
自動大型拳銃が連続攻撃できるようになって
出会った魔術結社に減ったパラメータなおしてもらうなどの回復もあり

勝手にちょっとひと段落ついたような気になっていたゴーストハンターですが
まだまだデータ的な面だけでも目的は残ります。
体力を8にしたいねえ……(多分11200ドルで30%成功の成長判定に一回挑める)

もらえる経験点も徐々に多くなってきたので、
例えば持ってないスキルを一気に3とか4とかに挙げるのがそれほど苦にならなくなってきているというのも、
意外と先の展望を与えてくれるものかもしれません。


さて、今回の舞台はエジプト。

…………エジプト!?


出身がエジプトだという20年代のアメリカにいると立場のたいへん微妙な(エジプトはイギリス領を脱した直後で英語圏との因縁がドツボにはまり始めるころなのだ)PCさんが、
「黒い翼」の中でも独自の上達を目指そうとしている純レギュラー敵NPCから
個人的に協力依頼をされて、一足さきにエジプトに行っている、


という裏で、ほかのPCが、
黒魔術結社「闇の翼」が見出した不老不死の方が、ギザ界隈のオシリス神話以前の遺跡にあるに違いないという確信が強くなり、
これを手に入れるために動き始めているという話を聞いています。
各種白魔術結社や魔術管理結社の類が、それを防いだり先を越されまいとやはり対策を始めるのだけど、
そのためのエージェントの一人が、娘の誕生日を祝うPCの目の前で事故に会ってしまい、
力と才能のあるPCに世界の平穏のために代わって仕事をしてくれないかと
半死半生の体で生霊と化して語りかけてくるのです。


前オシリス。
あれを単なる神話でなく
「何かの王朝の痕跡」として考えるなら、その前の王朝の……という、
単に「時代の古さ」を追いながら、古代のオカルトに触れていくことになる、という流れです。

ちょっと前に身内でヘレニズム文化圏の神話体系と、いわゆる四大文明(最近使われてないのかな)時代からの影響とかの話に白熱して
シナリオの開始を遅らせちゃった問題とかがあったのですが
こんなところで生きた。

というわけで、
魔術結社「銀の暁」のご依頼で、PCたちはジョジョ3部宜しく、いくつか乗り継ぎをしながらエジプトに向かっていくわけです。

…………「銀の暁」!?

ブルーローズからご出張です。

いや、今回は名前だけですけども。

とはいえ、ここでこうして古代遺跡とかアーティファクトを追うとか始めたなら
ぐいぐいSFが近く……

あ、いや、高位宇宙生物とか異次元生物はもう体内や自宅に引き込んでるPCいたわ。


病弱設定のPCが一人、
エジプトになど行く気はさらさらなく、ほかのPCを見送りに来た空港で
外宇宙生物に意識を乗っ取られて飛行機にいつの間にか乗ってるなど(不老不死に興味があるそうで)
色々ありましたが、

闇の翼+エジプト人組と
銀の暁+アメリカ人(日系含む……こちらもこれから微妙な立場になるのだろうなあ)組が
別個に遺跡に挑んでいくことになります。


アメリカ組が向かった
ギザにある本命と思われたオシリス神殿は、
闇の翼の集団が襲撃してきたり、色々危険度と怪しさが募るものの、
特に不死法に繋がる情報は出せず。


エジプト組が向かった、お隣の古都メンフィスの半ば水没した観光資源になってない遺跡の方で、
(二人しかおらんのに)古代の悪霊というか地元神みたいなものに襲われて、アタリ感を増していきます。


なにげに「アメリカでエジプト人の友人が襲撃を受けた後、本国に飛行機で帰ってのち音信不通」という心配な状態であるアメリカ組は、
そうしてアメリカからやってきたっぽい術師たちが魔術戦争を繰り広げながら(彼らも闇の翼に追われています。依頼人についても、一人で不老不死取ってこうなんてふてえ野郎だという評価のようです)メンフィスの方に戦線を伸ばしているというのを聞いて、
そちらの方も確認しに行こうということにようやくなり、

合流できたのは、とうとう遺跡の中。
水没部分を潜って通過し、
同じように先に入っていた敵対闇の翼集団と、エジプト人の友人が一触即発の体で対峙しているところでした。


彼等を退け、首を狩ってこようとする内部トラップとそれに引っかかった闇の翼の構成員の遺体などを目撃し、
エジプト神話の怪獣「アメミット」に酷似した生物が常駐する部屋に天秤の仕掛けを見当て、
「先に進みたくば創造の道か死の道かを選べ」との言葉と、
生首をさらに乗せてバケツリレーする壁画や、世界樹を模したようなモニュメントにまき散らされているつい最近の人体(闇の翼の連中が引っかかったのか、それとも“死”をダンジョンに与えるために仲間を撒いたのか……)、
祭具の皿と噴水のようなモニュメント、
あるいは、
銀の水をたたえた壺に囲まれた石棺と、横たわり動かない石のゴーレム、という部屋が3部屋、
うち一部屋だけは壺が三つ、
ルートのはずれに、分銅めいた形の石塊が多数……


銀の水を四つ注げばゴーレムは一つ動くのですが、
一部屋だけ足りないところがある。

こちらはおそらく創造の道。
死の道の方には、壁画の通り“生首を乗せる皿”はあるようなのですが、
なんだかぴったりはまる台座が噴水モニュメントにあり、
不幸にもトラップに首を狩られた敵ユニットの首をさらに乗せ、
おもむろに噴水に乗っけてみると、それがドロドロ解けて一回分の銀の水になる。

わああ結構怖い光景!

これを“創造の道”のゴーレムに注いで、自動で動き出した彼らが小型化し、
その数だけ分銅の部屋の石分銅も小型化して持ち運べるようになり、

このゴーレムと分銅の重さが釣り合うように、アメミット部屋の天秤を操作すれば、
アメミットさんに心臓を食われずそこを通過できるわけです。


ですが、闇の翼のほうも先に進んでおり、
最後の部屋の前にマシンガン装備の下っ端と魔術師二人という
足止め感のある中ボス戦……

と思いきや、
「体力を下げる」などして武器を持てなくされるといった絡めてにだいぶん大苦戦。
出目の偏り相まって、
なんとここで病弱霊能者PCは死体蹴りの念の入れようでもって射殺されてしまいます!

我々も、時間を稼げるだけというのはわかっている。
これ以上戦うと、双方に被害が出てPCが一人だけ生き残るという未来が双方に見えてきたので、
仲間の仇よりまず休戦を持ち掛けて、手を挙げてもらうことに成功。

考えてみればこの病弱さんは、
「飛行場へのお見送り」に誘ったのは私以外の何物でもないので、
ちょっと心苦しく、
場合によっては予定変更、「不老不死の術は封じるのでなくちょっと自分たちでも恩恵にあずかる」ことが、
射殺されちゃった病弱さんのためにできることかもしれなくなってきています。

さても、その先に乗り込んだところで、
我々を待ち受けていたのは、
偉く年老いた車いすの老人と、闇の翼の魔術師、そして、
彼が「現地の霊を使役召喚獣として使う」術によって呼び出した、
シーツお化けの眼のところにだけ切り込みがあり、そこから
「腕」が飛び出しているという……

えっメジェド様かと思ったけどメジェド様ではないのか!なんだこいつ?目の穴から手が出てる……
楊任(封神演義)?


まあ〜このメジェド(仮)だか手ジェドだか色んな呼び方されましたが
「目で殺すもの」という言葉が間違った存在定義を呼び起こしちゃったのかしら
強力極まりないパンチ、
接触しているものを捕まえてぶん投げるという大技……。
(大技されないで二回殴られてたら私も死んでましたけども。お優しい……?のかな?)

術師を倒せば消えるということで、
15点ほどダメージをカットする防護点を張る魔術を使い終えた
超硬い敵を
(主にクリティカルによって)やっとの思いで倒したところ、
使役主を失った手ジェドさまはとぼとぼ歩いて遺跡の外へ。

えええ消えるとか飛ぶじゃないんだ。不思議です。

さて、
絶命してしまったPCを生き返らされるだろうか、
そのために不老不死の方を用いるというのは正しいだろうか……
と思っていたところ、

この遺跡の“意思”として存在する“ナニカ”が
我々PCの脳内に語り掛けてきます。
『汝が欲するのは生か死か』

実は、病弱PCさんを空港お見送りにこさせようというお誘いをしたのは私のPC.
申し訳なさも手伝って、「友人の生を望む!」と即答するのですが、
そのためには「生者から死者に生命力を与える」必要があるらしく、
望んだものはおのれの命を消費せねばならないという警告にも、
「自分の命で贖えるなら」とガンガンのっていくのを、ほかのPCにとがめられていきます。


しかし、
神秘学に造詣の深いキャラが注意深く観察すると、
「生死は不可分で、『どちらか一方だけを欲する』というのは不自然、“両方”と答えてはじめて嘘じゃなくなる」
といったことを看破し、
それを答えとしたところ、

そうして両方を答えてみれば、
つまり「生死を他者に与える神意をこの世に顕現させる神官」が求められたことになる、
ということらしく、
地元民のエジプシャンPCが名乗りを上げます。


神官となったPCは、「生死を限定的につかさどる魔法」を授かったので、
これをさっそく死んでしまったPCに用いると、
本当によみがえってきたばかりか、
以後、どれか一つ能力値を成長するときに人間の限界を超えてもいいよというおまけつき。
あっいいなあ!体力伸ばしたいよ私も!

(微妙に人間辞めてってる気もする病弱PC)


……ただ、
「不老不死法を表に出さず封じる」という銀の暁としての仕事は事実上失敗。
エジプシャンPCが独占する形になったので、同行していた闇の翼構成員には(彼は途中ではぐれて“一度敵に殺されていた”のですが、今までもどういう仕組みか生き返ってきていたので、今回もそれで最後に再登場)
渡さずに済んだのですが、
決して門外不出という形にはできなかった。


……異次元生物に憐れみを感じて
こっちの世界に根付かせるようなこともしてきていますし
基本的に「隠秘学」としてオカルトを扱えないPCたち。隠れたるものを暴いてしまう癖。
ジャーナリストいないのに……
なので、謝礼の類はなかなか手に入らず、能力値あげガチャはしばらくお預け。
む〜ん。
まあ歩いて行った手ジェドさまがウチにお着きになっていたなどプライスレスなことは起きてますから
お金なんて……

……なんでいるの!?



………………

神話学についてのうんちくを、こうしたシナリオでどの程度披露するかというのは
やはりストーリーテラーとしてのGMの醍醐味の一つというか、
そうしたものを聞いて大変興味深く思うのですが、
これ言う側の立場に立った時、「ゲーム」であることを考えると、
多くは「クリアのための方法論の設定付け」となるわけではあり、
するとPLにとっては「情報量が肥大化した単なるクリア方法」と……まあゲーム的には言っちゃえるものであって、

これを自分でテリングする時には
「何でもいいからはやくゲームとしてクリアする手段だけ言えよ」と思われてしまっているのではないか
という恐怖感を
私なんかは結構ぬぐえません。

……プレイヤーしてるときに、
まあまさか「クリア方法なんかどうでもいいから設定言えよ」だなんて思っているわけではありませんが、
私は聞くの大好物なので、
こうしたウンチクを「楽しんでいる」という合図をできるだけ欠かさないように相槌を挟むようにはしているんですが、

んー、
今回も結局、一部「設定はいいから答えをそのまま言えよ」みたいな聞き方を
NPCに対してしてしまった部分もあり(選択肢にない最も効率的な手段を工夫によってひねり出すのは、TRPGの醍醐味の一つであり、クリアすべきゲームに対して真摯であるともいえますが)

こういう中でしっかりとうんちく語り描写をしてくれるGMは
設定大好き人間としてはありがたいなあと思うことしきり。

この辺は親や関係者の芝居見るときの精神として亡き母に叩き込まれたものではありますが……。

(あくびや伸びなどの、生理的な欲求に起因する行動も
“つまらない”と思われているのではないか、という態度を舞台上の役者に送ってしまうものになりかねないし
その疑いを持った時点で、語り手としてのパフォーマンスが落ちてしまう役者は少なからずいるので、
“面白いものを見たいなら、つまらなさそうに見える態度は絶対取るな”という教育がね)



日曜ウォーハンマー、ちょっとお久しぶりだったのですが
そうでしたノーシャに行くべしという予言の実行中だったのでした……


今回はかなりそのための準備回。
向かった先の地理や人間の情報、
予言に登場する
「越えるべき双子のビョルン」「羊のはらわた」「赤く染まった大地」「時の止まった村」
といったワードを先取り調査していきます。


そしてなにより、船の調達と外貨への両替。
ノーシャに船旅をするなら、「鈎爪湾」ルートか「混沌洋」ルートかがあるのですが、
このうち混沌洋ルートは天候や海賊の関係で使えない。

船は知り合いのつてでほどなく輸送客船を見繕えるのですが、
交易路の一部使用不能に伴って外貨が高騰し、両替が高値になろうとするなど……。



そうした困難(に対する準備)を乗り越えたのち、
やっとこさ、「大きな客船というクロ−ズドサークル内で起きる連続不審死事件」という本編開始。


こちらのGMは、いわゆる「確定ロール」……PCの心情や行動を、テリングに必要な限りGMが確定しグイグイ行っていく、
「PCの操作権限がPLの手から離れる」瞬間をつくるというのをカッコよく多用できる人で、

例えば船上での生活といった必要なルールうんちくを「PCが興味ぶかく聞く」という態度は
そこまで含めてGMが描写しちゃうし
PLはむしろそれに乗るので
ウンチク描写にはこういうのも必要なのだなあと思いつつ

乗り込んだ人員は、
ドワーフの地質調査団、
エルフの探索隊(ドワーフとめっちゃ仲悪い)
全身を布に包んだマダム・メールなる女性と、口のきけないノーシャ人の護衛という訳アリ風な「観光」の二人組。彼女にあてがわれた個室には決して誰もいれない。

船長、エリート航海士、百人を超える水夫、

そしてPC。




初日、
雨音激しい夜、
就寝後に扉の開け閉めをした音、
窓の外での水音。

次の朝、水夫に行方不明者が一人。


二日目、
晴れた夜、
悪夢を見るPCがひとり。
大きな蜘蛛が部屋をはい回って自分を食うような。

外に何かの気配を感じ、夜目の効くPCに外を見てもらうが、
なんだかお隣の部屋の窓下にいくつかナイフのようなものを刺したような跡がある

(客に混乱を与えないための隠匿情報:水夫の二人目が行方不明)


三日目、不審に思って、PCが自主的にみはれる範囲だけを番するが(作業効率や士気にかかわるので、基本的に客と水夫とのコミュニケーションは許されないし、働く場所をうろつくこともやんわり禁止されている:特に女性)
その日は何もなし。


四日目、
水夫の間でこの事件がうわさになっており、PCはそれを聞きつけ始めるが、
それを一応エリート航海士に相談したところ、「気持ちはありがたいが、下手に動いて船乗りの仕事場を奪うと後が怖いから(連携に支障が出る可能性)」と、対策はこちらでとる的なことを言われる。
ただ、「窓下のナイフを刺したような跡」は調査してもらい、何かおかしいという共通認識は取れるし、できれば協力体制を取りたいという意識もまた共有できる。

(恐らくこの夜、水夫もう一人行方不明)

五日目、最初の犠牲者の遺体が、舵に引っかかった状態で発見される。
死因は、転落などによるものではなく、刃物による殺害。
いよいよ「連続殺人」に違いないという機運が高まり、
PCたちに正式に調査補助を頼まれる。

禁止されていた水夫への聞き込みで、

・二人目は手癖が悪く、客室に忍び込んで客の持ちモノを盗る癖があったし、日中マダムメールの部屋の方をちらちら見てた
・三人目は、甲板に出ていたマダムと談話していたところを目撃されている

とのこと。
マダムの怪しさが募る限りだが……




ここまでことが大きくなったのなら、と
「犯人(がいたとして)を捕まえること」より「次が起きないように目を光らせること」が大事かと、
犯行に使われたっぽい「客室真上の上部甲板、メインマストの死角」の当たりにかがり火増やしてしっかり見張り番をする事になったのですが、

せいぜい「させないため」の番のつもりだったので、人数は一人。


混沌変異によって生まれたっぽい巨大なサソリ人間がふつうに襲い掛かってくるとは思わず、
面食らったウチのPCは
恐慌判定(!)を「恐れ知らず」の異能で恐怖判定にできたまではよかったものの
幸運点を使おうが何だろうが意志力判定に失敗、
すっかり足を竦ませていいようになぶられてしまいます。

連続攻撃される

毒がありそう、竦んで避けられないのでダメージを2回まで消すマジックアイテム使おう()

3回攻撃まであった

一発なら何とか……と思ったけどウルリックの憤怒25点

一回点で25点!?これ攻撃威力8〜9点ありそう

さらにダメージ毒が入りそうになるがこれは頑健判定に成功

みんな気づいて駆けつけようとしてくれるが真っ当な方法では3ラウンド目まで上がってこれなさそう

2ラウンド目も引き続き意志力判定に失敗、幸運点は尽きました

幸運点による移動回数増加などを用いて接敵までかこつけてくれるPCもいましたが、

3回攻撃のうち一回はやっぱり振り分けられた瀕死PC、普通にクリティカル10点に届いて死亡判定

きゅ、96点……ダイス君今日出目高いっすね。足が一本再起不能になりかけるがなんと生存。毒ダメージに対する頑健判定にも成功

治療魔法が間に合い、毎ターンの死亡判定は回避できるように。

囲まれつつある現状を悟って、人サソリは逃亡を図る。驚異的な特殊移動能力も手伝って、取り逃がしてしまう

奴は海にダイブしたが、水音がしない……

“運命点を譲渡できる指輪”を預けてもらい、足がダメになるかどうか判定を戦闘後にする

増えた幸運点を用いてもなんと失敗。運命点を消費せざるを得ない


くっ、運命点って支払えるリソースの中で1・2を争う対価だ
これを支払ったんなら「全ての判定に全部負けた」のと結果が一緒だ。
マジックアイテムの使用回数を失って敵を取り逃がしたんじゃ
「その間のいくつか運のよかった結果」は全部ナシと同じじゃないか…

と思ってしまうギャンブル負け組思考。


……どうもやはりマダムメールが混沌変異を隠しきれず高跳びしようとしている旅であり、
「人肉嗜好」の癖が抑えきれなかったのだろう、という感じ。
推理物のような派入りでクリーチャーホラー。

船長がいつ「それは……きのどくに……」って言いだすかと思ってもいたけれど。



マダムの部屋に船長権限で押し入ってみれば、血のりの痕などついていたので、
彼女も犠牲者となってしまった、と表向きには発表。

ノーシャ人のおつきさんに、
こっそりと「35G(ダメージ消しマジックアイテムの代金)」を請求してみたところ、50シャッタ(ノーシャ通貨、40G相当)を無言で渡してくるなど、
まあ、お互い痛み分けで、口止め料分のやり取りがありました、くらいの。



さて、
こうして残りの日程は見張りを増やして、おびえながらも何事もなく船旅は終わり、


「一人目の殺人」を犯した殺人神カイン信徒のPCは、それを首尾よくとがめられずに船を下りられたのでした。


なっ……。




なんでも、
前回ティーンチの悪魔に見染められコーンの呪いに巻き込まれた彼は
カインの不興を買っており、
「祈りをささげ」ないと神罰が下りかねない状態だったらしく、
それを「他のPCに知らせずこっそりやるが、それ以降自分と関係のない死者が出るし、最初の自分のターゲットの死体が見つかってしまう(これも、“見つからないようにあらゆる所作をする”ことを一部封じた確定ロールの一種ではあります)」というコンセプトシナリオをやるよ、
と事前の連絡が来ていたそうで。


人肉嗜好のマダムの犯行は、
押し入ってきた強盗水夫を自衛含めてムシャァしちゃった二人目から。
一人やっちゃったら二人目も一緒だろ、とタガが外れて、次は水夫を誘惑しちゃった。
そして、PCが一人で見張りという食べやすそうな釣りが行われていたので、矢も楯も止まらず……ということだったそうです。

この旅自体お辛いところでしょうし、
ご無事で第二の人生を歩んでいけたらいい。
と思えば、殺さずに済んだことは僥倖だったかもしれませんが……。


しかししょっぱなからこれは幸先わるいぞ……!

これこのたび終わっても±ゼロになるだけなんだよなあ運命点的には。
まあ、ほかPCが強くなるからパーティとしての収支はプラスなんでしょうけど。
うむ、それが一番大事ですね。ふむむ
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