昨日のこと、Amazonで本を見ていたらキングコング西野の
絵本にたどり着いた。
レビューは100件以上ついていて、絵本の中では売上1位の人気商品だ。
しかし、西野の絵本にたどり着いたのはあるレビューが気になったからだ。
本の最後には40名以上のクリエイターさんの名前が
ズラッとならんでおり、西野名義で出すにはおこがましい。
と、私はテレビで彼の個展が紹介されていたので
すごい精密な絵で、芸人として忙しいのにどうやって
このレベルに辿りつけるまで練習したのかなぁ…
と思っていたんだけど、その答えがつまり
”絵のうまい人にお金を払って描いてもらっている”
ということだったのだ。
調べていくと、この絵本を出版するためにクラウドファンディングで
500万ほどの資金を集めたのだそうだ。
ネットで非常に有名なイラストレーターを片っ端から
スカウトして、描かせているのを見ると、一人あたりの取り分はおそらく
10万から20万だろうと思われる。
この報酬が多いか少ないかと言われると、製作期間が打ち合わせから下書き
制作、修正まで含めるとおそらく2ヶ月から3ヶ月は最低でもかかるはず。
まして40名もいるクリエイターの全ての仕事の時間を削って作製するとすれば半年
はかかるかと思われる。半年間頑張って絵を描いてギャラが
10万から20万とすれば…これはやっぱり少ないと思われる。
おそらく本の印税は西野に入っていて、他のクリエイターさんには
一円も回ってない。自分で描いてないのに、他人に描かせてお金も
ケチって自分の作品だと言って発表する…
あーなんかすごいがっかりした。
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