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2016年09月26日23:10

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作品を読む  特筆しないけど、最近ハマったいくつかの作品

 特に単独でネタにするほどじゃないんだけど、最近ハマったいくつかの作品。

・『弱虫ペダル』

 面白いんだよね〜、これ。なんか全力(知力・気力・体力の全て)で競い合うってのは、それだけでイイなと思える作品。主人公がオタクで体育会系の論理をまったく持ってない天然クンなのが面白い。この小野田坂道という主役を見てると、なんかうちの奥さんを想起する(爆)。ちなみに奥さんによれば僕は、「一見、新開に見えるけど、根っこは荒北」というところに始まって、最終的に「真波山岳クリソツ」に落ち着いた。判る人にしか判らないね。う〜む。人懐っこい天然クンに見えて、実は血の気の多いタイプ…だそーだ。まあ、そうだけど。


・『仮面ライダー鎧武』

 単独で何か書いてもいいんだけど。う〜ん、色々思うところはあるけど、最終的には『面白かった』。震災以降の日本の、いや世界の在り方が明るみになるなかで、それとどう向き合うか、それなりに真剣に考えた作品だと僕は思う。その結論は間違ってないし、ドラマとしても本当に目が離せずに面白かった。ただ、『ドライブ』の方が健全で好みだけどね。けど、面白かったよ。主役の佐野岳クン、凄いいい役者だ。


・『頭文字D 4th〜5th』

 アニメね。今更、イニシャルD? とか思われるかもしれないけど、今更、見てるんだよ。で、面白いんだよね、これが。5th stageに入ると、なんか車の話してるんじゃなくて、武道の話してんのかと思うくらい。ある意味、非常な近接性を感じて非常に興味深い。アニメの車がよく走るね、非常にスピード感があっていい。ただ、5thはちょっとイケメン度が落ちて残念かも。




・『はじめの一歩』

 雪那さんとスパーをすることで、少し打撃熱が出て読み返したら、面白くてうっかりハマってしまった。で、1巻から古本屋で少しづつ買っている。まあ、それ以前から、80巻くらいまでを立ち読みして面白いな、とは思ってたんだけど。何が凄いって、80何巻も出てるのに、まだつい読んじゃう面白さがあることだ。宮田と阿修羅みたいな奴の激戦は、立ち読みながら興奮した。今はさらに130巻以上とかなわけだけど、どうなってるんだろう? 連載はおいかけてないから判らないが、正直、『バトルもの』として、よくここまで手を変え品を変え見せるなあと感心する作品である。


・『あんどーなつ』

 安藤奈津、というヒロインが和菓子修行する話。和菓子も面白いねー。正直、洋菓子を扱った漫画が「洋菓子+恋愛」「洋菓子+サスペンス」みたいな感じで、洋菓子はあくまで装飾なのに対し、『あんどーなつ』は和菓子そのものがメインだ。その潔さと率直さを評価できる。また、ここで描かれる職人の精神が、古くて堅いけれど、人間としていかに清廉に実直に誠実に生きることが大事か、ということを再認識させてくれるような物語だ。僕はこういう真面目さが好きだ。


・葉室麟

 読んだのは『銀漢の賦』と『蜩ノ記』。『銀漢の賦』は松本清張賞、『蜩ノ記』は直木賞受賞作。まあ、そんな肩書は全く忘れてもいいくらい、今、一番好きな作家さん。主人公の生き方の清廉にして鮮烈な生き様に心うたれる。倫理と意志を貫くってことは、こんなにも厳しいことかなーと思いつつ、その在り方にやっぱり惹かれる。いいなあ。葉室さんって、けどデビュー比較的最近なんだよね。にも関わらず、なんかもう大御所的存在感だ。やっぱり、こういう作品を書く人がほかにはいないからだろうなあと思った。


・ポケモン・ショートムービー

 第一作の『ピカチュウのなつやすみ』から続くショートムービーのシリーズ。これが娘が大好きなんだね。もう、繰り返し見てるんで、こちらも何度も同じのを見る。サトシその他人間は出ず、ポケモンたちだけで物語が展開していくアニメ。これの主題歌が粒ぞろいで素晴らしい! 最も有名な初代OPの作詞も含め、ショートムービーや本編の歌の作詞を手掛けているのが戸田 昭吾(とだ あきひと)さん。天才ですな、この人。
 『夏休み』に『ファンクラブ』を掛けてくるセンス。凄い。んで、『去年の夏休み終わった時から、ずっと待っていたんだ、今年の夏休み♪』とくる。いやあ、凄い。実際の子供たちは熟とか夏期講習とかで大変かもしれないが、僕らの世代なら夏休みはまさにパラダイスだった。それで内容が「影踏みして遊ぼう、夏休みファンクラブ♪ かき氷をつくろう、夏休みファンクラブ♪」と素朴この上ない。けど、この素朴な楽しみこそが、本当の楽しさだったのだとしみじみ思い知るのだ。
 
 歌もいいけど、作品もいい。特に『ピカピカ星空キャンプ』は、以前にも登場したピチューブラザーズ(こいつらが本当に可愛い)とピカチュウたちの話で、ソーナノがまた可愛い。しかしこの作品の最も特筆すべきは、小林七郎さんの素晴らしい美術だ。あまりにも美術が美しすぎて、始まってすぐに唸ってしまうほどだった。
 僕が小林七郎さんの名前を意識したのは、押井守監督の『天使のたまご』の美術からだが、それ以外にも『ガンバの冒険』『家なき子』『宝島』など、美術がその世界観を決定づけてる作品を手掛けてる。小林七郎さんの美術を見ることは、それだけで贅沢なことだ。





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