mixiユーザー(id:29290635)

2016年08月29日07:38

844 view

あいちトリエンナーレ 岡崎会場(3) 石原邸

午後4時半から 石原邸で またガイドツアーがあると言うので、表屋から また行った。

石原邸は 岡崎市民会館の近くだった。

岡崎市民会館には 何度も行っているが、石原邸は 知らなかった。

車の通る道から 少し入った所で、 人が通れるだけの 狭い道が 迷路のようになっている。

こんな所があるなんて 知らなかった。

午後4時半に ガイドツアーが始まった。 先ほどシビコでガイドをしていた同じ二人がやっていた。

ガイドさんはシビコからお客さんを引率して 石原邸に来たのだった。

私は 表屋に寄っていたので、またここで合流という形になった。

まずは、関口涼子の作品。 家の土間に 棚があって 陳列されている。
ガラス瓶に いろんな香辛料が入っていて、シャーレの蓋のようなものが上に載っている。
蓋を取って それらの香辛料の匂いをかぐという体験型の作品だった。
こういうもので良いの?という気がした。

靴を脱いで 家の中に入った。
襖の絵が 宇宙空間のように見えたが、それは 味噌が発酵する様子を写真で撮ったものであった。 

また、ケーキ型のオブジェに電球が光っていて、よく見ると小さな蝶が羽ばたいているという物が展示されていた。

その奥に、田島秀彦の作品。
さまざまな柄のタイルが畳の上に並べてあり、色ガラスが衝立のようにたっていた。
色ガラスから外を見ると、庭の木々が ポップな感じに見えた。
いろんなタイルの柄は 美しかった。
この作品も 「日曜美術館」で観たものだった。

床の間にマチュー・ペルノの写真作品。窓を写した作品だった。

カワヤン・デ・ギアの作品は、赤・青・黄・緑の兵隊の人形で「LOVE」と形作られていた。

田附勝の作品は、1970年頃のロッキード事件を書いた新聞紙の上に土器片を並べた作品。
その土器片が発見された時の新聞で 時間と空間を問いかけているようだ。

蔵と納屋の中の作品は、柴田真理子の陶磁器の作品。穴が開いていて、影の美しさを感じた。
石原邸にあった古い瓦を並べて 展示場所を作っていた。

蔵では、その陶磁器の作品を 持ち上げて、自分の好きな場所に移動できるという体験をした。

わりと軽いものだった。割れてしまったら大変なので、とても神経を使った。

佐藤翠の鏡にクローゼットに収められた服飾品をモチーフに絵を描いたものの展示もあった。

なかなかこの石原邸は 見応えがあった。 元々ある石原邸の庭も 見どころの一つになっていた。

江戸時代の建物は なかなか風情があって良かった。井戸やかまども残っていた。

それから 歩いて籠田公園に行き、ジョアン・モデの作品に 毛糸を結び付けた。

必ず 現代アートのお祭りには、観に行った人が参加するものがある。

これで 今回の 岡崎会場の展示は 全部観たことになる。








4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年08月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031