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2016年08月28日23:18

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ピッツァを食べてドビュッシーを聴く

グルメのブログは、この前のカレー屋に行って
懲りたはずなのだが、
ピッツァのブログを見ていて、急にピッツァが食べたくなり
天神橋筋商店街の有名な店へ行くことにした。

天神橋筋3丁目の店へ行く途中に
「心の傷を癒す絆創膏カレー」
という看板を見つけた。

非常に気になる看板だったが、今回は
予定通り、ピッツアを食べることにした。

店はすでに満員。五分ほど待たされた後、店内へ。

この店のピッツァは、生地が薄くて
具が少なく、トマトソースとチーズが酸っぱい。
オリーブオイルもサッパリしていて、油っこくない。

宅配ピザなどによくある、
生地が厚くて、具だくさんで濃い味で、油っこいやつとは
何もかも違う。

うまいといえばうまいが、はまるほどではない。
ピッツァも、しばらくはいらない。


帰宅後、You Tubeでドビュッシーの「海」を聴く。

第3曲のコーダ直前のトランペット
(パッパッパパパー、という音型が3回出てきて
4回目は途中まで)

これは初稿にはあったが、改訂版にはない。

ところが、改訂版で演奏する場合も
トランペットのこの部分だけは演奏効果があるため
初稿で演奏することが多い。

一部のファンの間では、この部分にトランペットを入れるのは
「改悪だ」「改訂版が作曲者の最終的な判断」
などといって、批判的な意見もあるようだ。

そこで、YouTubeにアップされている
「海」から、トランペットのある演奏と
ない演奏を分類してみた。

トランペットあり

チェリビダッケ/ベルリンフィル(1947年 YouTube)
アンセルメ/スイス・ロマンド
ミュンシュ/ボストン
デュトワ/モントリオール
カラヤン/ベルリン
モントゥー/ボストン
アバド/ベルリン(YouTube)

トランペットなし

トスカニーニ/NBC(1950年)
ベイヌム/コンセルトヘボウ
ジュリーニ/フィルハーモニア
マルティノン/フランス国立放送管弦楽団
パレー/デトロイト
ブーレーズ
バレンボイム/パリ管


見事に真っ二つである。

トランペットありの方の面々は
やはり、演奏効果を大事にする人たちだ。

反面、ブーレーズがトランペット無しなのは
いかにもという感じがする。
自作を聴けばわかるように
もともと、客にウケることなど考えない人だ。

要するに、それぞれに捨てがたい魅力があるので
どちらがいい、悪いなどと
リスナーがぶった切るようなことではないと思う。

変わった演奏もある。

トランペットの代わりにホルン
チェリビダッケ/ミュンヘン
デゾルミエール(ホルンを弱奏)

日本人指揮者のもある。

大舘昌史 指揮
https://www.youtube.com/watch?v=O4VMu7rq5Tc

予想通り、改訂版でトランペットなし。
日本人はスコア通りが好きだから、まあ予想どうりである。
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