梅雨
のうちに来る二十四節気といえば、「夏至」に「小暑」…。
梅雨寒ということばはあっても、梅雨暑…とはさすがにね。
まぁ、暑い日があっても当たり前のこの時期ですが、さすがに6月のうちの真夏日は、オジサンには少々堪えます…(;´д`)
さて、しっかりと晴れて真夏日になった、先週18日の土曜日
。都内では、夕方になっても、熱気がなかなかおさまりません。しかし、”夜の部”、このメンバーならば、少しでも涼しくなるかな…
ということで、つるうちはなさん率いる「花とポップス」の3人衆の登場であります。ゲスト…、いや、いずれメンバーに加わるであろう皆様を加えて、総勢5人の、こちらもお祭り
。
あら、そんなわけで、さほど広くはない場内は、はじめから立ち見客が出るほどぎっしり
。涼しいどころか、熱気むんむんといったところです。
ライブハウスという場では珍しい、このような日本酒
も
寝酒?のようにちびちびペースでやっているうちに、すっかりと常温状態になります。
さて、寝酒と書いたので、この間、ずっと寝ていた…
…わけではありません(そんな失礼なことはできまへんわ…
)。お題の通り、出演者全員が、パジャマ姿でステージに上がってきます。寝間着…だけでなく、修学旅行っぽいひとがいたり
、パジャマどころか、ほんとにすっぴんなひとがいたり
、…と、”寝る体制
”のみためで、”寝させない
”ステージへと向かっていきます。
まずは、はかまたりのさん。ギター弾き語りスタイルでのステージです。当日記ではお初
ですが、あーたさん推しの某氏ご推薦の方ということで、お噂はかねがね…というところ。札幌在住だそうでして、この日は遠征しての貴重な場面への遭遇です。
さて、御年19のりのさん。唄い手さんとしても”ルーキーイヤー”だそうですが、どうしてどうして、堂々としています
。迫力があるのではなく、気持ちをさらけ出す力に満ちている、というほうが合っているかな。「ステージにいるときが、いちばん素直になれる」ということばのとおり、単に可愛らしいのではなく、みずみずしさがあるような
。時折、かじる程度にはツイキャスを聴いたりしていましたが、やはり、百聞は一見に如かずのことわざの通り、生のステージは注目に値します。8月末には新譜のリリースだそうで、このひとも、いよいよ花とポップスに参画!
続いて、サトウトモミさん。どこかで聞いたことがあるお名前と思っていたら、当日記では、およそ3年ぶりの登場でありました。
(2013年8月2日@北参道 「電話来来(テレフォンライライ)4」)
http://ameblo.jp/maruyui-otonikki/day-20130810.html
このときは、幾分隙間があった客席側にまで飛び出して
、縦横無尽に唄い舞うといった、かなり個性的なステージでありました。さすがに、熱気むんむんの満員の場内では、舞うほどの隙間はありませんが、やはり、こうして以前の記憶が出てくるということは、そのたたずまいに、これはというものがあったのでしょう
。エレキベースに、DIYな打ち込み音源を重ねた、テクノポップは、賑やかな夜を感じさせてくれます
。終盤2曲は、完全にハンドマイクで、ステージ上を華やかに舞っていらっしゃいました。さしずめ、パジャマを着て夢の中…といったところです
。
ここからは、ここではおなじみの3人衆。
まずは、あーたさんが、高校のときの体操着姿
で登場してきます。青春そのものといった、体育系の部活姿…なのですが、パジャマというお題からすれば、修学旅行のような感じ。果たして枕投げも強かったのかどうか(笑)、晩夏にりのさんと一緒に新譜リリースというあーたさん、そのりのさんを子分呼ばわりしてましたねぇ
。
さて、実際はどうかというと、幾分ボケをかましつつも(笑)、落ち着いた「各駅停車」、夏のこの時期に似合う「ソーダ水」といった、定番の曲は勿論ですが、新譜リリースを控えて、新曲も登場。その「ピンホール」は、今春の札幌遠征以降にできた曲。花とポップスに参画して、世界が広がる中での一曲。イメージした相手のある曲ということで、深みのあるものに仕上がっています
。
続いて、Chakiさん。ネグリジェ姿
に、ヘアスタイルはツインテール
さらには、なんとすっぴん
という、まさに、寝る前のプライベート…という演出。「すっぴんなので、写さないで
」と宣わっていらっしゃいますが、え、ほんと
って思うくらい、可愛らしい
。変化球気味のあーたさんと対照的に、かなりストレートに攻めてきます
2曲目からは、サポートピアノに”社長”ことつるうちはなさんを従えて?のステージ。その、はなさんのパジャマ…というのが、Chakiさんの昔のグッズTシャツ
。パジャマというより、スタッフと化しています。久しぶりという「手」を除くと、ここ最近の盤石ともいえる最新音源の「ちゃきずむ」からの選曲。すでに熱気むんむんの所に、さらにアイドルらしい合いの手が入りますので、相当にヒートアップしていましたねぇ
。”寝る前には運動!”といったトリ前のパフォーマンスです。
そして、”社長”つるうちはなさんが、最後に締めていかれますが、引き続き、ChakiさんのグッズTシャツを着ています。こういうところを気にせず、豪快にステージングしていかれるのが、やはりというかはなさんらしい所かと
。
この日、要所要所でサポートに入られていた、パーカッションのフーミンさんが、バンド時代のメンバーだったそうで、そのせいか、はなさんも随分と昔の曲というのがセットに入っています。今の時点を唄った「一緒にいようよ」、そして初期の頃の時点を唄った「あの子」と、対比させています。どちらも、”2人でいるとき”が題材なのですが、ときめきはじめと、既に結婚されてご夫婦としてのそれとの対比は、歌詞だけではなく、唄っている雰囲気でも分かります
。
ちなみに、この日は、箱側のスタッフを除くと、5人の演者さんのみならず、そのほかの関係者も、全員パジャマ
このへんも徹底していました。夕涼みというよりは、いきなり”熱帯夜”に突入という感はしないでもありませんが、ともかく盛況なのは良いところ。
もっとも、聴衆側にはそこまでの猛者はいなかった模様です。まぁ、電車には乗りづらいかも…ですけれど(笑)。
そんなわけで、”寝るため
”のお衣装で”寝させない
”ようにする…という目的は、達せられたのでした。ばんざーい
。
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