主演 広瀬すず
高校の競技カルタ日本一を目指す主人公千早(広瀬すず)とカルタ部部員たちの姿を描く、青春ストーリー。
この上の句だけを見た限りでは、とても面白い。
キラキラ感満載のCG映像のオープニングから、、主人公の千早がカルタ部を作るために部員探しに奔走する展開が早く、引き込まれます。
競技カルタにあまり馴染みの無い人でもルールが分かる演出は、カルタ入門編のようで親切設計。
女性部員の振袖と袴姿が華やかで目を惹きます。綺麗ですね。
日本文化大好きな部員による百人一首の解説は、他にも色々聞きたくなります。
古典落語に「千早振る」という演目があって、作品のタイトルになっている
「ちはやふる 神代もきかず 竜田川 からくれないに 水くくるとは」
の句についてはなんとなく覚えていたのですが、あらためて勉強になりました。
ストーリーも、寄せ集めの部員達が全国大会出場へ向けて結束していく熱い姿を縦軸に、幼馴染みの友情や恋愛を描いている直球青春モノ。
少女コミックが原作ですが、スポーツをテーマにした作品のテイストなので、男性が見ても面白いと思います。
礼に始まり礼に終わるところは、柔道や剣道、高校野球と同じ日本独特の文化ですね。
作品はコメディタッチなので、けっこう笑えますw
ていうか、ヒロインなのにここまでやっていいのか?広瀬すず…。
「のだめカンタービレ」の上野樹里を思い出したw
最近の邦画は、前後に分けて公開された作品は後編でガッカリさせられる事が多いので、総評は後編の下の句で。
面白かったw
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