その1．
正月、恒例の「ニューイヤーコンサート」を見ると
過去の映像が流れていて、その中で
「シャンパンポルカ」演奏中に、ズービン・メータが
シャンパングラスを持って「乾杯」のポーズをとっていた。
くだらない・・・実にくだらない。
そんなことをするなら、いっそテロリストの格好をして
ダイナマイトを抱えながら
「爆発ポルカーッ！！！」
と、叫んだほうが、面白いのではないだろうか？
メータは、指揮なんかやめて、芸人を目指せといいたい。
顔も山城新伍みたいだし。
その２.
YouTubeで、森永卓郎氏が、安倍の
「同一労働同一賃金」の解説をしていて、
それを聞いて驚いた。
「同一労働同一賃金」と聞いて、多くの人は
非正規の賃金が上がると思うだろう。
しかし、去年の竹中の「正社員をなくしましょう」発言から
派遣法の改悪の流れからして、そうなる可能性は低い。
そうではなくて、安倍の言う「同一労働同一賃金」とは
非正規の賃金が上がるのではなく、
正社員の賃金が、派遣なみに下がるというのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=69TIL98G4lE
今後の国会審議が注目される。
国会嫌いなのでしんどいけれど。
その3.
吉田進の「演歌�機�演歌�供�空蝉」というLPがある。
現代音楽で、ソプラノと室内アンサンブルによる作品なのだが、
（空蝉はオケ）
LPが発売後、すぐに廃盤となったせいもあり、
まったく聞く機会がなかった。
それが、知人からLPを借りて、聴くことができた。
実を言うと、ぜんぜん期待していなかったのだが、
「演歌」のほうは、ヴィヴラフォンやパーカッションの
響きが効果的に使われていて、なかなか面白かった。
メシアン（吉田氏の師匠）の絶賛はあきらかに褒めすぎだが。
（「私はかくも真実で､かくも新鮮な作品を聴いたことかありません」等）
You Tubeでもアップされているが、
日本の現代音楽に興味がある人以外には、勧めにくいし
YouTubeはmp3レベルの音質なので、個人的にはあまり利用しない。
「空蝉」はつまらなかった。
現代音楽にありがちな、一発屋なのかもしれない。
ヤフオクで、4800円とか、18000円の値がついているが
それほどの価値はないと思う。いまやネットでも聞けるわけだし。
ありあまる ロマンスじゃなく 性欲が 蔑鬼
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