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2015年10月18日12:36

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土曜は・・・

 今頃、一昨日のボウリングの影響が出て身体のあつこちが痛い。
 ・・・時間置いて痛くなる辺り、さすがにもう歳だな・・・

 さて、今日はまた天気も優れないので映画三昧。

 午前中にかかりつけのクリニックに行き、その後、シネマ・ベティで、
 「うりずんの雨」。
 これは、アメリカ人監督、ジャン・ユンカーマン監督の目を通し、沖縄とアメリカと日本の終わらない“戦争”を描くドキュメンタリー。
 沖縄の反戦活動については、先日も「戦場ぬとぅどぅみ」で知る機会があったが、沖縄人に寄り添ったそちらに対し、この映画はアメリカ人の視点から第三者的視点で描いている。

 映画上映後には、監督の舞台挨拶があった。
 (それで混雑していたのか・・・)
 ジャン・ユンカーマン監督は米海軍軍人の父と共に、横須賀で育ったそうで、日本語が流暢なのはそのせいか・・・
 監督が、映画に入れられなかったメッセージとして、
 「冷戦時代、日本の米軍基地の80%は本土にあった。
  沖縄返還時にも、まだ50%は本土にあった。
  それが現在、米軍基地の80%が沖縄にある。
  それは、日本政府が沖縄を差別し、やっかいごとを押しつけて来た証明だ。
  沖縄戦当時と同様、沖縄は日本の“捨て石”なのだ」
 と言うのには考えさせられた。

 次いで、「顔のないヒトラーたち」。
 これは、戦後の1950年代末、アウシュヴィッツにおける戦争犯罪を告発するドイツ司法局検事の姿を描いたドラマ。
 現在のドイツでは、ナチスは徹底的に排除されているのだけど、意外にも戦後すぐはそうではなかった。
 中高年齢の人の多くが党員だったし、だからこそ、それを隠蔽しようと言う空気があった。
 あのドイツですら、このようなステップを踏み、無垢な戦後世代が父親たちを涙を呑んで断罪する、と言うステップを踏まなければ歴史に直面出来なかったのか・・・とあらためて思う。
 これもまた、昨日の「ヒトラー暗殺、13分の誤算」同様、日本人としてあらためて考えさせられる。特に、ドイツのように、歴史と向き合わずに来た戦後日本としては・・・
 
 それから、横浜に移動・・・うええ、舞台挨拶で上映時間が押したせいもあって時間ギリギリだぞ?
 で、ムービルで「ジョン・ウィック」(間に合った〜)。
 これはキアブ・リーブス主演のハードボイルド・アクション。
 スタイリッシュな映像、なかなかの出来のアクションだけど、ドラマが薄味だなぁ・・・ハードボイルドなのはいいけど、塩味くらいは利かせて欲しいもんだ。

 以上。
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